遠傳電信のSIMをアプリでリチャージ〜残高を使ってデータ通信プランを購入

台湾を年に何度も訪れるリピーターの中には、台湾で購入したプリペイドSIMをずっと継続して使っている人がいるのではないでしょうか。台湾の3大通信キャリアの1つである「遠傳電信(FarEasTone)」のプリペイドSIMは有効期限が186日間あるのでその間にリチャージすれば何度でも利用することが可能。台湾に行く度に毎回プリペイドSIMを購入する必要がないので便利ですね。公式アプリをインストールしておけばアカウントの状態を確認したりリチャージしたりするときも手間がかかりません。今回は「遠傳電信」の公式アプリから残高を利用してデータ通信プランを購入する方法を紹介します。

※空港で販売している旅行者向けのプリペイドSIMはリチャージして継続利用することはできません。

アプリからデータ通信のプランを購入

遠傳電信は残高からのみデータ通信プランが購入可能

データ通信のプランというのは計日型(1日間使い放題、3日間使い放題など)や計量型(1.2GB、2.2GBなど)といったネットに接続する為の商品のことで、自分の旅行スケジュールに合ったタイプを選ぶことができます。

遠傳電信はアプリ(WEBも同様)を使ってリチャージを行う場合、クレジットカード払いで直接データ通信プランを購入することは出来ません。一旦、残高に対してリチャージ(音声通話に対するリチャージ)を行った後、その残高から支払を行うことでデータ通信プランの購入が可能となっています。

アカウントの残高を確認

先ずはアプリを起動してアカウントの残高を確認してみましょう。
遠傳電信の公式アプリ「遠傳行動客服」の登録については下記記事を参照してください。

遠傳電信のアプリを起動してログインします。

可使用餘額というのが残高を表しています。現在150元残っていますね。音声通話、つまり電話を掛けたときにはここから料金が引かれるのですが、データ通信のプランを購入するときにもこの残高から支払いを行います。

データ通信プラン購入の手順

では実際に残高を使ってデータ通信のプランを購入してみます。

メインメニューの「帳單/繳費/儲值」をタップします。

メインメニューの「4G上網用量加購(預)」をタップします。

データ通信プランの一覧が表示されます。下へスクロールすると更にプランが表示されます。

ここでは計日型の1日使い放題のプランを選んでみます。「超4代易付無線飆網1日」を選択します。

確認メッセージが表示されるので「確認」をタップします。

個人IDの入力を求められるのでパスポート番号を入力して「確認」をタップします。

これで購入完了です。「確認」をタップしてメッセージを閉じます。

購入したデータ通信プランを確認してみます。メインメニューの「帳單/繳費/儲值」をタップします。

「4G我的餘額」をタップします。

行動上網用量」の右側にある「」マークをタップします。

先ほど購入したデータ通信プランの内容が表示されています。購入した日は2017年7月30日なので使用期限が2017年7月31日となっていますね。

購入前と購入後のアカウントの状態を比較してみます。
下記のように更新されていることが分かります。
儲值金餘額(残高):150元 → 50元
門號有效日期
(有効期限):2018年1月18日 → 2018年2月1日

100元の計日型(1日使い放題)を購入したので儲值金餘額(残高)が150元から50元に減っているのが分かります。
また、門號有效日(有効期限)が購入日である2017年7月30日から半年後(186日後)の2018年2月1日に延長されています。遠傳電信も台湾大哥大と同様に残高を使ってデータ通信のプランを購入した場合でも有効期限が延長されるようですね。

遠傳電信のプリペイドSIMをスマホにセットして有効にすると遠傳電信からSMSを受信します(台湾に渡航して受信可能である場合)。これで実際にデータ通信が可能になっていることが分かりますね。

まとめ

データ通信プランを購入する際の注意点としては、購入した時点から使用開始となるので台湾へ渡航する直前、或いは渡航直後に購入するのがよいと思います。特に計日型タイプのプランの場合は注意が必要ですね。空港に到着すれば無料Wi-Fiが利用できますし、台北の場合は桃園MRT空港線にも無料Wi-Fiが完備されているので到着後に購入しても問題ないと思いますよ。

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