台北の市場と言えば雙連朝市、南門市場、城中市場、五分埔成衣批發商圈（五分埔服飾商圏）などがよく知られているところですね。行ったことがあるという人も多いかと思います。ところで公館駅近くにある「水源市場」をご存知でしょうか。南門市場と同じく屋内型の市場ですがやや控えめなイメージがあるせいか観光客でここを訪れる人はあまりいないのでは？ 今回はその「水源市場」で営業するスイーツ店「旺來甜冰品」を紹介したいと思います。
旺來甜冰品
バリエーション豊富なメニュー
台北MRT公館駅近くの「水源市場」にやってきました。「水源大樓」と呼ばれるこちらの水色の10階建てのビルの1、2階部分が市場とされています。3階以上は台北市政府の施設として利用されているようです。
今回訪れた「旺來甜冰品」は建物脇（羅斯福路4段90巷側）の入り口を入ってすぐの場所で営業しています。
市場内なので店舗のスペースが小さくテイクアウトしていくお客さんがほとんどですが、わずかに席が用意されているので一応イートインも可能です。
小さいお店ながらメニューがなかなか豊富。「招牌冰品」「大眾冰品」「煉乳冰品」「傳統挫品」といったかき氷系、「冷飲手拿杯」「茶飲系列」といったドリンク系などトッピングによってそれぞれ複数の商品が用意されています。
自分でカスタマイズたいのであれば「傳統挫品」がおすすめ。かき氷に自分の好きなトッピングを4種類選ぶことができます。
一方でおまかせ的なメニューが「招牌冰品」。「愛玉仙草冰」「愛玉綜合冰」「仙草綜合冰」「豆花綜合冰」「綠豆粉圓冰」の5種類があり、それぞれ複数のトッピングが固定で含まれています（綠豆粉圓冰だけは2種を自分で選択可）。
ちなみに同じ水源市場内にある「水源食坊」というお店の炒飯とセットで5元割引というサービスがあるみたいです。
仙草ゼリーと4種のトッピング
今回は「招牌冰品」から「仙草綜合冰」を注文してみました。底に氷が敷かれていて糖水と呼ばれるシロップがかかっています。その上に仙草ゼリーをはじめ、芋圓（タロイモ団子・サツマイモ団子）、粉圓（タピオカ）、小湯圓（白玉団子）・紅豆（あずき）をトッピング。そして奶球（コーヒーフレッシュ）が付いてますね。
仙草綜合冰（50元）
仙草ゼリーにはやっぱりコーヒーフレッシュですよね。白と黒の鮮やかなコントラストによって一層写真映えするのではないでしょうか。
うーん、いい感じですね。
豆花や愛玉も美味しいのですが個人的に仙草ゼリーがかなり好きなんですよね～。食べたときにほのかに感じるスーッとした爽やかさがなんともいえません。
そして仙草ゼリー自体にはそれほど味がないのでその他のトッピングがやはり重要なのですが、特に紅豆がいい仕事をしてるんですよね～。芋圓、小湯圓、粉圓はモチモチとした食感重視なので紅豆の甘さがスイーツとしての味を決定づけてるといってもよいのではないでしょうか。
店舗情報
| 住所 | 台北市中正區羅斯福路四段92號（水源市場1樓100號攤） |
| 営業時間 | 11:30～21:00 |
| 休日 | 月 |
