台湾リピーターの人の中には現地でプリペイドSIMを購入して、そのまま今でも使い続けている人がいるのではないでしょうか。半年の有効期限の間にリチャージすれば何度も利用することができ、台湾を訪れる度に毎回空港でプリペイドSIMを買い直す必要がないので便利ですよね。ただ、しばらく台湾へ再訪する予定がないと有効期限が過ぎてしまうということも考えられます。そんなときはリチャージの仕組みを上手く活用して有効期限を延長することが可能です。今回は台湾大哥大のプリペイドSIMをアプリからリチャージを行って有効期限を延長する方法を紹介します。
※空港で販売している旅行者向けのプリペイドSIMはリチャージして継続利用することはできません。
プリペイドSIMの有効期限について
各通信キャリアのプリペイドSIMは有効期限が半年ほどあるのですが実際の日数は各社まちまち。台湾大哥大の場合は有効期限が185日あります。計日型や計量型のデータ通信プランが終了しても有効期限内にリチャージ(データ通信プランの購入、残高の補充など)すれば有効期限がその時点から185日後まで再び延長されます。
これを利用すれば有効期限内に台湾へ再訪する予定がなくても有効期限を延長してSIMを延命することができるというわけです。
ただ再訪の予定が無いのにデータ通信プランを購入すると使わずじまいになりかねずお金をムダにしてしまいますね。そこで残高に対して補充(トップアップと呼びます)を行い有効期限を延長する方法が便利なのです。
リチャージ(トップアップ)の手順
残高と有効期限を確認
台湾大哥大の公式アプリ「台灣大哥大行動客服」の登録については下記記事を参照してください。
台湾大哥大のアプリを起動してログイン。
メインメニューの「詳細內容」をタップ。
リチャージ前の状態を確認。
通話餘額(残高):150元
門號有效日(有効期限):2017年10月5日
残高に対してリチャージ
メインメニューの「立即儲值」をタップ。
線上儲值の画面。下へスクロールしながら各種必要事項の選択、入力を行っていきます。
儲值類別から購入する商品を選択します。語音通話は通話費、行動上網はデータ通信のプランです。今回は有効期限を延長するのが目的なので「語音通話」を選択。
儲值產品から充当する金額を選択します。有効期限が延長できればよいので一番安い「300元通信費」を選択。
付款方式(支払方法)を選択します。信用卡はクレジットカード、金融卡はキャッシュカード、餘額低扣は残高からの支払い。
金融卡は台湾の銀行のみなのでムリ。餘額低扣はデータ通信プランの購入のとき有効なので、ここでは選択不可。なので「信用卡」を選択。
クレジットカード情報を入力。
發票項目(レシートの受取)を選択します。手機條碼を持っていれば「電子發票(手機驗證)」が選択できます。
手機條碼を持っていなければ「電子發票(愛心碼)」(レシートくじに当選したら寄付されます)を選ぶ以外にありません。
「電子發票(手機驗證)」を選択した場合は手機條碼を入力します。(「電子發票(愛心碼)」を選択した場合は入力の必要はありません)
Email通知にEmailアドレスを入力して「下一步」をタップ。
入力内容に間違いがなければ「確認付款」をタップ。
儲值成功が表示されたらリチャージ完了です。
処理結果を確認
リチャージ前とリチャージ後のアカウントの状態を比較してみます。
下記のように更新されていることが分かります。
通話餘額(残高):150元 → 450元
門號有效日(有効期限):2017年10月5日 → 2018年1月4日
まとめ
有効期限を延長する為にデータ通信プランを購入してしまうと使わずじまいになる可能性がありますが、この方法を使えば残高にお金をストックしたまま有効期限だけを延長することができますね。
そして次回台湾へ行くタイミングでデータ通信プランを購入して支払に残高を充てればよいというわけです。台湾大哥大のアプリから音声通話費を購入する場合は支払いが300元からとなるのですが、もっと安くしたい場合はバウチャーカードを入手してリチャージするという方法もありますのでこちらも参考にしてください。