台湾旅行に出かける人が最も利用する空港は桃園国際空港でしょう。日本各地~桃園国際空港間はLCCの便もあるので深夜早朝発着の便も多くあります。特に深夜早朝に桃園国際空港を出発する場合、早めに空港に到着して出発時間まで空港内で過ごすという人もいるかと思いますが、大きな荷物を持ったままだと何かと不便。そんなときは空港に設置されたコインロッカーを利用すると便利です。
宅配通(PELICAN)のスマートコインロッカー
桃園国際空港では台湾の企業「東元集團(TECO)」が手掛ける宅配便事業サービス「宅配通(PELICAN)」が智慧置物櫃(スマートコインロッカー)として管理しているようです。
設置場所
コインロッカーは第1ターミナルの1階、第2ターミナルの1階にそれぞれ2箇所設置されています。
画像は桃園國際機場HPより引用
ボックスのサイズと利用料金
コインロッカーのボックスのサイズは小、中、大の3種類で利用料金は下表のようになっています。料金は3時間毎に加算されます。
※預かり時間が3時間未満の場合は3時間として計算する。
サイズ | 料金(3時間毎) |
小 | 40元 |
中 | 60元 |
大 | 80元 |
コインロッカーの使い方
荷物を預ける
実際にコインロッカーを使ってみたので利用方法を解説します。預ける場合、取り出す場合のいずれもコインロッカーに設置された画面を使って操作を行う必要があります。
「日本語」をタップすると表示が日本語に切り替わります。
「預け入れ」をタップします。
空いているボックスが表示されます。
利用するボックスを決めます。
※このときは「5010」のボックスを利用しました。
荷物の入れて扉を閉めるとロックされます。
ボックス番号に間違いなければ「確認」をタップします。。
支払い方法を「悠遊カード」「現金」から選びます。
※このときは「悠遊カード」を選びました。「悠遊カード」を使用する場合は残額に注意しましょう。
悠遊カードをセンサーに翳すよう指示する旨の表示。
悠遊カードをセンサーに翳します。
領収書を発行した旨の表示。
領収書がプリントアウトされるので取りましょう。
これで預け入れ作業は完了です。
悠遊カードで荷物を預けた場合は取り出すときも悠遊カードが必要になるので失くさないようにしましょう。
荷物を取り出す
「日本語」をタップすると表示が日本語に切り替わります。
「取り出し」をタップします。
「悠遊カード」「現金」のいずれかを選びます。
※預ける際に「悠遊カード」を選択したのでここでは「悠遊カード」を選びます。
悠遊カードをセンサーに翳すよう指示する旨の表示。
悠遊カードをセンサーに翳します。
必要に応じて超過料金の支払いを行います。
※このときは小サイズのボックスで利用時間は8時間45分ほどだったので超過料金は80元でした。
悠遊カードをセンサーに翳します。
領収書を発行した旨の表示。
領収書がプリントアウトされるので取りましょう。
ボックスのロックが解錠されます。
扉を開け荷物を取り出します。これで取り出し作業完了です。
まとめ
到着時に空港のコインロッカーを使うことはあまりないかもしれませんが、出発時はそういうケースがあってもおかしくないですよね。早めに空港に着いて搭乗時間まで時間があったり、また遅延で出発が遅れるということもあるでしょう。そんなときには便利です。
数がそれほど多くないので空いてないことがある場合も考えられますが、そんなときは「宅配通」のカウンター(上述にマップ参照)でも荷物を預けることができるので利用するとよいですね。料金は以下の通り。
■小サイズ(133cm以下)
40元/3時間
■中サイズ(134cm~150cm)
60元/3時間
■大サイズ(151cm~186 cm)
80元/3時間
■特大サイズ(187~300cm以下)
300元/3時間