旅行に行ったときコインロッカーにお世話になることはよくありますよね。台湾でも日本と同じように主要都市ではコインロッカーがたくさん設置してあります。特に新幹線(高鐵)、台鉄、MRTなどの駅に設置されているケースが多いので、駅の数が多い台北や高雄では比較的コインロッカーが見つけやすくて便利です。高雄MRT(高雄メトロ)には現在「機械式」と「電子式」の2種類のコインロッカーがあります。「電子式」の方はタッチパネルでの操作、キャッシュレスでの支払いが可能など「機械式」に比べて使いやすくなっています。というわけで今回は高雄MRT(高雄メトロ)の駅に設置してある「電子式」のコインロッカーの使い方を解説したいと思います。
コインロッカーの場所
コインロッカーが設置されている場所(駅)については下記を参照してください。
高雄MRTに設置されているコインロッカーには「電子式(タッチパネル)」の他「機械式」「置物櫃」があり、「電子式(タッチパネル)」は「美麗島」「巨蛋」「左營」「鹽埕埔」「三多商圈」などに設置されているようです(2021.5.21現在)。
コインロッカーの料金
コインロッカーには以下のサイズがあります。
種類 | サイズ(高さ×幅×奥行) |
M1 | 40㎝×38㎝×48㎝ |
M2 | 40㎝×34㎝×58㎝ |
L1 | 80㎝×38㎝×48㎝ |
L2 | 80㎝×34㎝×58㎝ |
L3 | 85㎝×32~36㎝×56㎝ |
料金はロッカーの種類とサイズによって下表のようになっています(2021年5月21日現在)。
種類 | 電子式(4時間毎) | 機械式(1回利用毎) |
M1 | 30元 | 30元 |
M2 | 30元 | - |
L1 | 50元 | 50元 |
L2 | 50元 | - |
L3 | - | - |
「機械式」は1回預ける(預けてから取り出すまで)毎に料金が発生します。当日中であれば経過時間によって加算されることはありません。「電子式(タッチパネル)」は4時間毎に料金が加算される仕組みになっています。
※最新の情報は下記を参照してください。
参考:高雄捷運車站寄物櫃設置一覽表(高雄捷運全球資訊網)
コインロッカーの使い方
このときはMRT美麗島駅にある電子式(タッチパネル)のコインロッカーを利用しました。
荷物を預けるとき
コインロッカーにあるディスプレイで操作を行います。
言語の切り替えができるので日本語を選択しましょう。「日本語」をタップします。
日本語表示に切り替わりました。「預け入れ」をタップします。
「同意して利用する」をタップします。
荷物を預けるロッカーを選びます。緑色の番号が選択可能で最大3つまで選択できます。
※ここでは「017」を選択。
「決定」をタップします。
支払い方法を選択します。現金の他LINE PAYでも支払いできるようです。
※ここでは「現金払い」を選択。
小サイズのロッカーを選択したので30元を支払います。
ディスプレイの下に現金の投入口があります。左がお札、右が硬貨の投入口です。中央はQRコード用のセンサーです。
50元支払いました。
指定したロッカーのロックが解除されます。
荷物を入れて扉を閉めれば完了です。
お釣りとQRコードが印刷された明細が出てくるので受け取ります。
明細は荷物を取り出すときに必要なので失くさないように保管しておきましょう。
荷物を取り出すとき
ディスプレイで荷物を取り出す操作を行います。「日本語」をタップして言語を切り替えます。
日本語表示に切り替わりました。「取り出し」をタップします。
「スキャン入力パスワード」をタップします。
荷物を預けたときに受け取った明細を使用します。
明細のQRコードをセンサーに翳します。
荷物を取り出すロッカーの番号をタップします。
「決定」をタップします。
ロッカーのロックが解除されます。
ロッカーから荷物を取り出しましょう。
扉を閉めて完了です。