台湾の鉄道、台鉄(台湾鉄路)は主要駅に行李房と呼ばれる荷物預かり所があります。午前中に駅に到着したけどチェックインは後にして荷物を預けてすぐに観光に出かけたい! 帰りの便が夜なのでチェックアウト後に荷物を預けて身軽になって観光したい! というようなときには行李房を利用すると便利です。台湾第2の都市と言われる高雄駅にもちろん行李房は設置されていますよ。今回は高雄駅の行李房について場所や利用方法を詳しく説明したいと思います。
高雄駅の行李房の場所
台鉄の行李房はたいてい駅の中心部からちょっと離れた場所にあって不便だったりするのですが高雄駅はメインホールのすぐ近くにあるので便利です。
高雄駅の行李房はメインホールの東2門を入ったところにある服務中心(インフォメーション)の裏にあります。
ここが服務中心(インフォメーション)。カウンターの後方にある部屋が行李房です。
ときどきこのように営業時間内でも閉まっているときがありますが服務中心(インフォメーション)に言えば開けてくれます。
荷物の預けの料金
料金は荷物のサイズ(縦、横、高さ)により以下のように規定されています。
サイズ(縦+横+高さ) | 料金(1日あたり) |
100㎝以下 | 30元 |
101㎝〜150㎝ | 50元 |
151㎝以上 | 70元 |
1日預けてこの料金ならコインロッカーと比較してもまあまあ安いですね。
行李房の営業時間
行李房の営業時間は朝7時から夜10時まで。時間を過ぎると翌日まで荷物を引き取れなくなるので、帰国便が夜の場合は注意しましょう。
荷物の預け方
荷物を預ける方法は簡単。スタッフに荷物を預けたい旨を伝えると資料に必要事項を記入するよう求められます。(下は荷物の大きさを計っているところ)
タグの半分を荷物にくくりつけ・・・
もう半分は渡されます。荷物を引き取るときに必要なのでなくさないようにしましょう。
まとめ
行李房のデメリットに「場所が遠い」「閉まっていることがある(休憩時間など)」というのがあるのですが、高雄駅はメインホールのすぐ近くにあるし、インフォメーションのすぐそばなので閉まっていても安心。他の駅に比べてかなり便利と言えます。
荷物を預けるときは出かけるときに必要な物を荷物から取り出すことを忘れないようにしましょう。また貴重品も取り出しておくことをおすすめします。高雄駅にはコインロッカーもあるので状況に応じて行李房とコインロッカーをうまく使い分けるとよいですね。