台湾リピーターの人の中には中華電信のプリペイドSIMを購入して、そのまま今でも使い続けている人がいるのではないでしょうか。有効期限が180日間あるのでその間にリチャージすれば何度も利用できるので台湾を訪れる度に毎回空港でプリペイドSIMを買い直す必要がなく便利ですよね。ただ、しばらく台湾へ再訪する予定がないと有効期限が過ぎてしまうということも考えられます。そんなときはリチャージの仕組みを上手く活用して有効期限を延長するのがよいですね。今回は中華電信の公式アプリからリチャージを行って有効期限を延長する方法を紹介します。
※空港で販売している旅行者向けのプリペイドSIMはリチャージして継続利用することはできません。
目次
中華電信のSIMの有効期限を延長する方法
前提条件
各通信キャリアの旅行者向けプリペイドSIMが桃園国際空港や高雄国際空港で売られていますが、中華電信の旅行者向けプリペイドSIMはプラン(3日間、5日間など)終了後は継続して使用することができません。
その為、本記事で解説する内容は、空港で販売されている中華電信の旅行者向けプリペイドSIMではなく、空港以外の中華電信ショップで販売されている一般的なプリペイドSIMについてのものです。
※但し、空港でも購入は可能のようです。
プリペイドSIMの有効期限について
中華電信のプリペイドSIMは有効期限が180日あり、計日型や計量型のデータ通信プランが終了しても有効期限内にリチャージ(データ通信プランの購入、残高の補充など)すれば有効期限がその時点から180日後まで再び延長されます。
これを利用すれば有効期限内に台湾へ再訪する予定がなくても有効期限を延長してSIMを延命することができるというわけです。
ただ再訪の予定が無いのにデータ通信プランを購入すると使わずじまいになりかねずお金をムダにしてしまいますね。そこで残高に対して補充(トップアップと呼びます)を行い有効期限を延長する方法が便利なのです。
リチャージ(トップアップ)の手順
残高と有効期限を確認
中華電信の公式アプリ「中華電信行動預付卡APP」の登録については下記記事を参照してください。
中華電信のアプリを起動。
メインメニューの「門號資訊」をタップ。
リチャージ前の状態を確認。
門號效期(有効期限):2017年10月27日
主帳戶餘額(残高):90元
残高に対してリチャージ
メインメニューの「儲值」をタップ。
「預付卡e儲值」をタップ。
リチャージのタイプ、金額を選択します。
有効期限を延長することが目的なので「2G/3G/4G 通話金」を選びます。中華電信は100元からリチャージ可能。金額はどれでも構わないのですが、有効期限が延長できればよいので一番安い「100元」を選択。
画面を下にスクロールして各項目を入力します。
【申請人資料】
〇預付卡門號
SIMの電話番号を入力。
〇チェックボックス
チェックを入れる。
〇證號
パスポート番号を入力。
【發票資料】
〇購買人或公司名稱
氏名をアルファベットで入力しました(特に何でもよいのだと思います)。
〇購買人行動電話
SIMの電話番号。
※チェックボックスにチェックを入れると自動で電話番号が入力されます。
〇購買人電子郵件
Eメールアドレスを入力。
【選擇發票處理法式】
レシートくじが当選した場合の処理を選択します。
3種ありますが台湾在住でなければ「捐贈(喜憨兒基金會)」(寄付する)を選ぶ以外にありません。
【驗證碼】
入力エリアの上図の文字を入力。
一番下までスクロールして「下一步」をタップ。
入力内容を確認。
入力内容に間違いが無ければ下にスクロールして「下一步」をタップ。
クレジットカード情報を入力。
圖形驗證碼を入力、チェックボックスにチェックを入れ「確認」をタップ。
「少々お待ちください」の表示。
画面が変わったら処理終了。「完成」をタップ。
処理結果を確認
メインメニューの「儲值記錄」をタップ。
リチャージの結果が表示されます。狀態に「有效」と表示され、リチャージが成功したことが分かります。
リチャージ前とリチャージ後のアカウントの状態を比較してみます。
下記のように更新されていることが分かります。
門號效期(有効期限):2017年10月27日 → 2017年12月26日
主帳戶餘額(残高):90元 → 190元
まとめ
有効期限を延長する為にデータ通信プランを購入してしまうと使わずじまいになる可能性がありますが、この方法を使えば残高にお金をストックしたまま有効期限だけを延長することができますね。
そして次回台湾へ行くタイミングでデータ通信プランを購入して支払に残高を充てればよいというわけです。中華電信はアプリからでもWebからでもリチャージ可能で、しかも100元から充当できるので使い勝手がよいですね。