2016年に台北の臨沂街にオープンした自家焙煎カフェ「Jack & NaNa COFFEE STORE」。スタイリッシュな外観が話題となりたちまち有名店の仲間入り。その人気ぶりは店舗のスタイルを模倣するお店が現れるほどでした。そんな「Jack & NaNa COFFEE STORE」は2020年の7月に台北青田郵局近くに移転。今回ようやく新しいお店に行くことができました。
目次
Jack & NaNa COFFEE STORE
隠れ家度合いが一層アップ
「Jack & NaNa COFFEE STORE」の移転先は國立臺灣師範大學と大安森林公園の中ほどの和平東路の路地裏。移転前のお店も目立たない場所にありましたが、新しい場所はさらに隠れ家感がアップしています。
最寄り駅は東門、古亭、台電大樓あたりですがどの駅からもちょっと距離があります。比較的近いのは古亭駅で和平東路を大安森林公園方面へ行き台北青田郵局の脇の路地を入って行くとお店に到着。
新しい店舗は以前のコーヒースタンド的な雰囲気とはうって変わって店内席がメインとなっています。
人通りの少ない路地裏なので静かで落ち着いた雰囲気がよいですね。
メニューは以前と同じくハンドドリップコーヒーがメインで選べるコーヒー豆の種類が豊富です。
わずかですがエスプレッソベースのコーヒーやスイーツもありますよ。
お水はセルフサービス。
ハンドドリップコーヒーとティラミス
コーヒー以外にも何か注文しよう、ということでスイーツを見ると「流心巴斯克乳酪蛋糕（バスクチーズケーキ）」と「大人的提拉米蘇（ティラミス）」の2種類。というわけでティラミスの方を選びました。
大人的提拉米蘇（150元）、單品咖啡・肯亞
コーヒーは肯亞（ケニア）をいただきました。もちろん自家焙煎。
「提拉米蘇（ティラミス）」はビンの容器入り。商品名に「大人的」と付いてるだけあってほのかにほろ苦さがあって美味しい。カフェラテやカプチーノとよく合いそうなので次回はエスプレッソベースのメニューもいただいてみたいと思います。
以前のお店でも感じたのですが、入り口や店内には植木がたくさん飾ってあって緑に囲まれている雰囲気なのですよね。路地裏で店内席メインのお店となって一層緑の多さが印象的になっているような気がします。
相変わらずのセンスの良さが光るカフェ。数ある台北のカフェの中でも間違いなくおすすめのお店です。
店舗情報
| 住所 | 台北市大安區和平東路一段157巷11號 |
| 営業時間 | 11:00～19:00、土日13:00～19:00 |
| 休日 | 木 |
| FB | Jack & NaNa COFFEE STORE |
過去記事
臨沂街の一角に隠れるように
濟南路二段、新生南路一段、金山南路一段、仁愛路二段に囲まれたエリア。この辺りは住宅や小さな小吃店があり比較的静かな印象です。ちょっと入り組んだ場 所の小道沿いに隠れるようにお店を構えています。路上に面したカウンターにはその場でちょっとコーヒーを飲むための席が4つ。カウンターの向こうではコー ヒーを淹れるオーナーの姿が。何の変哲もない通りのこの一角だけは控えめながらも華やかな雰囲気が漂っています。
老闆はもちろんJack & NaNa
店名はから想像される通り老闆（オーナー）はJackさんとNaNaさん。この日お店に居たのはJackさんのみ。女性の方はNaNaではなかったようです。
「coffee store」という文字が店のあり方を表す
店内もカウンター4席とテーブル5席ほどの小さなスペース。長居はせず、サッとコーヒーを飲んで店を出るのがスマート。こういったコーヒースタンドが認知されているのも台湾のコーヒー文化が成熟している証拠でしょう。店名もCafeという文字は使わず、敢えて「Jack & NaNa coffee store」。
自家焙煎のコーヒー
Jack & NaNa coffee storeは自家焙煎を行うロースターでもあり、豆の販売も行っています。
シングルオリジンは10種以上の豆から選ぶことができます。基本はハンドドリップですが豆によってはサイフォンを選ぶこともできます。エスプレッソベースはラテとアメリカーノの2種。他にスイーツが数種。テイクアウトはイートインより20元ほど安いようです。
panama 巴拿馬 kotowa 科多瓦（パナマ コトワ）（150元）
近くに来た時はちょっと寄り道して親切なオーナーが丁寧に淹れてくれる美味しいコーヒーぜひ。
■店舗情報
| 住所 | 台北市中正區臨沂街33巷36號1樓 |
| 営業時間 | 11:00～20:00、土日13:00～19:00 |
| 休日 |
