台湾旅行中に現地でネット接続するにはいろいろな方法がありますが、SIMフリーのスマートフォンを持っているなら現地でプリペイドSIMを購入するのが安くておすすめ。
台湾には中華電信、台湾大哥大、遠傳電信という3大通信事業者がありますが中華電信ではeSIMタイプの商品を購入することも可能です。
eSIMは物理的なSIMカードを必要としないのでSIM差し換えの作業が不要。小さなSIMカードは落としたり失くしたりなど取り扱いに注意が必要ですが、そういった心配が無いのがメリットです。
購入可能な空港
中華電信の(観光客向け)プリペイドSIMを販売している空港は以下の通り。
※中華電信のHPを見るとどの空港でも通常のプリペイドSIMに加えeSIMも販売していると思われますが「桃園国際空港」「台北松山空港」以外は実際に確認していないので何とも言えません。
- 桃園国際空港
- 台北松山空港
- 台中国際空港
- 高雄国際空港
eSIM購入に必要なもの
空港の中華電信の販売カウンターでeSIMを購入するうえで必要なものは以下の通り。
- パスポート
- 身分証明書
- 現金(台湾ドル)
- SIMフリー及びeSIM対応のスマートフォン
プリペイドSIM購入にパスポートは必須(どのキャリアでも必要)。また第二身分証明書としてパスポート以外の身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)を求められる場合があるので準備しておくことをおすすめします。
中華電信の販売カウンターではクレジットカードは使用できません。現金(台湾ドル)のみ使用可能なので事前に両替をすませておきましょう。
プリペイドSIMを利用するにはSIMフリーのスマートフォンが必要です。またeSIMを購入するのであればeSIM対応であることが求められます。
eSIM購入の流れ
このときは台北松山空港で中華電信のeSIMを購入しました。
中華電信のHPでは販売カウンターは1つしかないのですが実際には2箇所ありました(2023.4.24現在)。ただし空港インフォメーション横の販売カウンター(マップの左側)ではeSIMは取り扱いしていないらしく、もう1つの販売カウンター(地図の右側)で購入するよう指示されました。
※画像は台北松山空港HPより引用
こちらが中華電信の(観光客向け)プリペイドSIM。3日間データ容量無制限、5日間データ容量無制限、7日間データ容量無制限などがあり、いずれも通常のSIM、eSIMともに購入可能です。
今回は3 DAY PASS(3日間データ容量無制限)をeSIMで購入しました。
手続きは基本的に通常のプリペイドSIMを購入するときと同様。購入希望の商品を伝えた後、パスポート(及び第二身分証明書)を提示、書類に必要事項を記入、といった流れです。
eSIMの設定はスタッフが全て行ってくれました。
手続きが終わるとこちらのパッケージを渡されますがもちろん実物のSIMカードはありません。
ただし裏面に電話番号が記載されているので失くさないように保管しておきましょう。
※電話番号はスマートフォンで確認することも可能。
このときはデュアルSIM(物理SIM+eSIM)のスマートフォンを使用していました。ご覧の通りeSIM(ダウンロード型SIM)に中華電信のプリペイドSIMが設定されているのが分かります。
使ってみた感想ですが通常のプリペイドSIMと変わりません(当たり前の話ですがw)。物理SIMと違って使い終わった後にSIMを入れ替える作業がないのが便利ですね。