2021年11月、台中の國立臺灣美術館近くにオープンしたカフェ「パーラー 映 PARLOR EI」。台湾には日本のカフェや喫茶店を意識したお店が多いのですが、店名にそのまま「日本語」が入っているケースはわりと珍しい。しかも「喫茶」とか「珈琲(繁体字ではない方)」といった文字はこれまでも見かけたことはありますが「パーラー」という単語まで使われるとは正直驚きです。
パーラー 映(PARLOR EI)
スイーツは自身の経験の反映
台中の國立臺灣美術館近くにあるカフェ「パーラー 映 PARLOR EI」に行ってみました。この辺りはわりとのんびりした雰囲気で、おしゃれなお店も多くおすすめのエリアです。
こちらが今回の目的のお店「パーラー 映 PARLOR EI」。
店名からしてもう日本の喫茶店を意識したお店というのが分かります。
店内に入るとまず通路がありその左側に作業スペース、奥にカウンターがあります。2階がイートインスペースになっています。
まずはカウンターでドリンクメニューをもらって2階の指示された席へ。
こちらが2階のイートインスペース。
地元のお客さんからは日本の喫茶店風ということで人気らしいのですが、日本人的には落ち着いた感じのおしゃれなカフェといった印象でしょうか。
店の前を通る道路と道路の間はちょっとした公園のようになっているので2階からの眺めも良いですね~。
お水はこちらからセルフサービス。
席で注文するドリンクを決めたら1階のカウンターへ行ってショーケースからスイーツを選んで合わせて注文する、というシステムです。
特に日本茶のメニューが充実しています。宮崎、鹿児島、福岡など九州産のお茶が目立ちますね。
こちらは冷たいお茶のメニュー。
というわけで1階へ降りて注文します。
スイーツは全て自家製。実はオーナーは以前、台北のスイーツ店で働き、その後さらに日本のスイーツ店でも1年間働いた経験があるんだそうです。なので日本語も堪能でしたよ。
ちなみにスタッフにも日本語が喋れる方がいて、さすが「パーラー 映」という店名を掲げているだけあるとちょっと感心してしまいました。
スイーツはどれもクオリティが高く美味しそうなのですが、特にショートケーキが充実していますね~。中国語名では「戚風(シフォン)」となってますがこれは紛れもなくショートケーキですね。
ショートケーキ系が充実
スイーツがどれも美味しそうなので悩みましたが、初めて来たのでやはり種類が豊富なショートケーキ系から「白葡萄戚風」を選んでみました。ドリンクはホットの「野花蜜拿鐵」を注文。
しかし台北のカフェでも最近、ショートケーキを提供するお店をよく見かけるのですがやっぱり流行ってるんでしょうかね?
野花蜜拿鐵・熱(150元)、白葡萄戚風(180元)
「野花蜜拿鐵」つまりハニーラテですね。地元のお客さんにはやはり抹茶などお茶のメニューが人気のようです。ちなみにドリンクメニューは台北の「喫茶店. 香」のオーナーがサポートしてくれてるんだそうです。意外なところに繋がりが。
そしてメインの「白葡萄戚風」をいただきます。フワフワの生地と滑らかな口当たりのクリームに瑞々しいマスカットが加わって期待通りの美味しさ。
ショーケースの説明書きに「中澤鮮奶油」とあったのですが、たぶん「中沢乳業」のクリームを使ってるということでしょうね。食材にもかなりこだわりを持っているようです。
実は「パーラー 映 PARLOR EI」は月に数日だけ「布丁阿拉摩多(プリンアラモード)」を提供しているんです。そしてこれが大人気。今回の訪問時は残念ながら注文できなかったのですが、もしタイミングよく訪れることができたらぜひ食べてみたいですねー。
店舗情報
住所 | 台中市西區五權西二街112號 |
営業時間 | 12:00~18:00 |
休日 | |
FB | パーラー映parlor_ei |
IG | parlor_ei |