近年、台鉄のリニューアルが次々と行われています。台中の新駅舎建設と高架化、高雄の新駅舎建設と地下化、その他に実際見てきた限りでも花蓮駅、台東駅、池上駅などが新しくなりずいぶん便利になっています。そして日本人観光客にも人気の南部の都市、台南でも現在(2023年10月27日現在)鉄道の地下化にともなう台南駅の工事が行われています。
台鉄台南駅の状況(2023.10.27現在)
この日は高雄から台南へ移動。台鉄で台南駅に到着したところです。ここ第1月台(1番ホーム)の風景はいつも通りなのですが・・・
改札を出て外に出るとご覧の通り駅舎の建物全体にシートがかけられ工事中の状態。現在、台南駅を挟んだ南北8.23kmの地上路線を地下路線に切り替える「台南市区鉄路地下化計画」が進められているのです。
駅を利用するうえで特に不便はないのですが、駅の正面側(前站)と駅裏側(後站)との行き来に影響を及ぼしています。
以前は地下道を通って自由に行き来できていたのですが、現在は下の写真の案内にあるように番号札を取って駅構内から移動する必要があります。
正面側~駅裏側の移動方法
台南駅の正面側(前站)から駅裏側(後站)へ行く方法ですが、下図のように改札を通ってホームへ入り跨線橋を渡って駅裏へと出ます。
※画像は交通部臺灣鐵路管理局HPより引用
まず駅構内に入ります。
入り口前で番号札を取ってね、という案内。
右にある「後站號碼牌」と書かれたところで番号札を取ります。
赤いボタンを押すと番号札が出てきます。
この番号札を取って改札へ。
改札前に駅員がいるので番号札を見せて改札内へ入ります。
第1月台(1番ホーム)に出たら右へ進み跨線橋へ上がります。
現在、跨線橋内に後站用の臨時の改札が設置されているのでここを通過します。
番号札はこちらへ。
跨線橋を通って駅裏(後站)へ向かいます。
ご覧のように現在絶賛工事中。竣工予定は2024年6月とのことですが予定通りにいかないのが・・・ さてどうなることやら。
階段を降りれば駅裏(後站)に到着です。以前に比べてちょっと面倒ですが仕方ありません。
懐かしい! 駅を出た目の前にある大遠百の姿は昔のまま。4年ぶりかな。ちなみに駅裏側(後站)から正面側(前站)に行く場合も同じ要領で通行します。