【新型コロナ】3月20日をもって台湾の自主防疫(水際対策)は撤廃

台湾で実施されていた入国者に対する「自主防疫(0+7)」は2023年3月20日を以て撤廃されました。これで台湾への渡航についてはほぼコロナ前の状態に戻ったと言えるでしょう。

なお、今後の状況次第で改めてルールが変更される可能性もあります。本記事は現時点での発表内容をもとに記載していますのでその点をご理解のうえ参考にしてください。

※本記事は2023年3月20日現在の情報をもとに記載しています。

自主防疫(0+7)は廃止

台湾は2023年3月20日より「新型コロナウイルス感染症」の届け出に関する定義を変更。軽症、或いは無症状の場合は届出・隔離が不要となるなど陽性者の行動制限における緩和が見られます。

また、それら対策の緩和の一環としてこれまで入国者に課していた「自主防疫(0+7)」も2023年3月20日をもって廃止されました

画像は衛生福利部疾病管制署 公式HPより引用

3月20日以降変わること

これまで実施されていた「自主防疫」のルールは以下。これが撤廃されました。

自主防疫のルール
  • 原則として1人1室(独立したトイレ・浴室付き)の条件を満たす個室を有する自宅、親族・友人宅、或いはホテルに滞在可能。
  • 重症化リスクの高い者(65歲以上、6歲以下、免疫不全及び免疫力が低下している者など)との接触は避ける。
  • 食事をする場合、レストラン内では1人、或いは特定の対象者と食事をすることができる。席を離れる場合、及び食事終了後はすぐにマスクを着用する。外出時に飲食する場合は一時的にマスクを着用しなくてもよいが飲食後はすぐにマスクを着用する。
  • 病院への付き添い、面会は禁止。緊急でない診療や検査は延期する。またケア施設(高齢者施設など)への訪問は避ける。
  • 症状がある場合は家庭用簡易抗原検査キットを使って自己検査を行う。
  • 自己検査で陽性の場合は自主防疫のガイドラインに従う。

これにより外国人旅行者にとって最も大きなメリットは「入国後7日間は、1人1室(独立したトイレ・浴室付き)の条件を満たす個室を有する自宅、親族・友人宅、或いはホテルに宿泊しなければならない」という制約がなくなることですね。

つまりこれからはトイレ・浴室が共同のホステルやゲストハウスなどにも入国後すぐに宿泊することができる、ということです。旅費を節約したい人にとっては大きな変更内容と言えるでしょう。

まとめ

現時点(2023.3.20時点)で日本~台湾の移動における注意点は以下。

日本⇒台湾

コロナ前と同様。特別な準備や現地滞在時の制約なし。ワクチン接種有無も不問。

台湾⇒日本

VJW(Visit Japan Web)の登録を行い入国時に提示する。

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