Trip WiFi(トリップワイファイ)のメリット・デメリット

海外でネット接続する手段としてポケットWiFiを利用するという方法があります。日本でも海外で利用可能なポケットWiFiサービスがいくつかありますが「Trip WiFi(トリップワイファイ)」もその1つ。一般的に端末をレンタルして毎月基本料金を払うタイプのサービスとは違って、端末を購入して基本料金は不要、必要なときにチャージ(課金)する、というのが特徴。海外へよく出かけるという人にはメリットのあるサービスです。

※アイキャッチ、及びトップ画像はTrip WiFi 公式HPより引用

Trip WiFiとは?

Trip WiFi(トリップワイファイ)」とはギミット株式会社が提供するチャージ型のポケットWiFiサービス。つまり基本料金(月額料金)が発生せず必要なときだけチャージ(課金)して利用するタイプのポケットWiFiです。

※画像はTrip WiFi 公式HPより引用

例えばポケットWiFiには他に「Mugen WiFi」「クラウドWiFi」「AIR-WiFi」といったブランドがあります。これらは端末をレンタルして月額料金を支払ことでデータ通信が可能になるというサービスですが「Trip WiFi」は端末を購入して月額料金は不要、必要なときだけ料金を支払ってチャージすることでデータ通信を行う、という使い方です。

Trip WiFi Mugen WiFi クラウドWiFi Air-WiFi
端末代金 19,580円 0円 0円 0円
月額料金 0円 3,328円~ 2,580円~ 3,278円~
縛り なし あり なし なし
事務手数料 なし 3,300円 3,300円 3,300円
解約手数料 なし 3,300円 0円 0円
申込サイト TripWiFi Mugen WiFi クラウドWiFi Air-WiFi

Trip WiFiの特徴

世界100ヶ国以上で利用可能

Trip WiFi」という名前からも分かるように国内のみならず世界100ヶ国以上で利用することができるのが特徴。月額料金が発生しないので海外旅行や海外出張用として海外へ出掛けるときにだけチャージして利用する、といった使い方も可能です。

国内利用、海外利用それぞれの料金は以下のようになっています。

国内利用のプラン

※画像はTrip WiFi 公式HPより引用


海外利用のプラン

アジア

※画像はTrip WiFi 公式HPより引用

ヨーロッパ

※画像はTrip WiFi 公式HPより引用

アメリカ・中南米

※画像はTrip WiFi 公式HPより引用

オセアニア

※画像はTrip WiFi 公式HPより引用

アフリカ

※画像はTrip WiFi 公式HPより引用

同一エリア内は追加料金不要

海外での利用においては「アジア」「ヨーロッパ」「アメリカ・中南米」「オセアニア」「アフリカ」と5つの地域があり、さらにその中で複数のエリアに分けられています。同一エリア内であれば再度チャージ不要で利用することができます。

例えば台湾マレーシアインドネシアと周遊した場合、これら3ヶ国は同一エリア内なので「1GB 7日間 500円」で利用することが可能です。

また「Trip WiFi」では、主要ハブ空港のある「韓国」「中国」「香港」は全てのプランに含まれているので追加料金不要で利用可能。トランジットやフライトの遅延などで長時間滞在することになった場合でも安心です。

契約・解約時の手続き不要

一般的にポケットWiFiを利用する場合は端末をレンタルする必要があるので契約手続きが発生します。しかし「Trip WiFi」は端末を購入するうえ、利用する都度支払いを行うので契約手続きは不要。

その為、他のポケットWiFiのように契約時の事務手数料、解約時の端末返却、解約手数料といったものは発生しません。端末購入後は使用する際にアプリからチャージすることで利用可能です。

VPN対応

Trip WiFi」は「VPN接続」でデータ通信を行うことができます。

VPN」とは「Virtual Private Network」の略称で「仮想専用通信網」を意味します。インターネットは通常、不特定多数の人が利用する公衆回線を介して行われますが「VPN」ではデータ通信を行う際に文字通り仮想の専用通信網を構成することで安全にインターネットを利用することができるのです。

ちょっと専門的で理解するのが難しいので、よく道路に例えて説明されることが多いですね。

例えば「自分のスマホからどこか遠く離れた場所にあるサーバーにアクセスする」という行為を「自宅から遠くにあるお店へ買い物に出掛ける」ということに置き換えてみます。

そのお店へ行くためには当然ながら公道を利用する必要があります。また、バスや電車を乗り継いで行かなければなりません。このとき自家用車を利用すれば外部との接触は軽減されるのでより安全に移動ができます。

VPN」の仕組みはこの自家用車に似ています。スマホからサーバーにアクセスするには公衆回線に出なければなりませんが、自家用車を利用するように保護されているのでプライバシーやセキュリティがある程度は守られるということです。


特にネット検閲が厳しい国では「VPN」は非常に有効。例えば中国では「Twitter」「Facebook」「Instagram」といったSNSは検閲によって利用できません。

しかし「VPN」対応の「Trip WiFi」であれば、いつもと同じように「Twitter」「Facebook」「Instagram」などのSNSを安全に利用することができるのです。

※画像はTrip WiFi 公式HPより引用

利用までの流れ

Trip WiFi」の利用の流れは以下の通り。

※画像はTrip WiFi 公式HPより引用

  1. 公式サイトから「Trip WiFi」を購入。
    参考:TripWiFi(公式)
  2. 「Trip WiFi」の端末が届く。
  3. 「Trip WiFi」専用アプリをスマホにインストール。
  4. アプリからチャージして利用開始。

Trip WiFiの使い方

Trip WiFi」の使い方は非常に簡単。スマホにインストールした専用アプリから希望のプランを選択してチャージします。そして「Trip WiFi」の端末にWiFiで接続すればデータ通信可能となります。

下記の「Trip WiFi」公式HPに使い方の詳しい説明の動画があるので参考にしてください。

参考:TripWiFi(公式)

メリット・デメリット

Trip WiFi」のメリット、デメリットとしては以下のような特徴があげられます。自分が使うとしたらメリットの方が大きいのか、デメリットの方が大きいのか、をよく検討してみましょう。

メリット

・基本料金(月額料金)が不要。

・海外(100ヶ国以上)で利用可能。

・契約、解約等の手続き(各種手数料)が不要。

・VPN対応。

デメリット

・端末を購入する必要がある。

・海外ではチャージ後の利用可能期間が短い(7日間)。

利用が向いている人、向いていない人

Trip WiFiが向いている人

2台持ちを考えている

用途を使い分けるなどの理由からスマホの2台持ちをしている、または検討している人もいるかと思います。使い方は人それぞれ様々だと思いますが、例えば

「1台目をメインに使うので2台目に毎月料金を払うのはちょっと・・・」

という場合は特定の通信事業者と契約する必要がない、また一般的なポケットWiFiのように毎月料金を支払う必要のない「Trip WiFi」はじゅうぶん検討に値するのではないかと思います。

海外へ頻繁に出かける

出張や旅行で海外へ出掛ける頻度が多い、しかも特定の国ではなくいろんな国へ行く機会が多いのであれば「Trip WiFi」はとても便利。

出掛ける度に毎回プリペイドSIMを購入したり、海外用のWiFiをレンタルしたりする必要がなく、また料金も安いのでメリットは大きいでしょう。

例えば台湾の場合は現地のプリペイドSIMで最も安いのは3日間使い放題で300元(1,325円 ※2023.3.10時点)。「Trip WiFi」だと1GB7日間で500円。データ容量に制限はありますがムダ遣いしなければ1GB7日間でじゅうぶんでしょう。


Trip WiFiが向いていない人

大容量のデータ通信を行う

日頃から頻繁に利用するので大量のデータ容量を必要とするのであれば「Trip WiFi」の利用はおすすめしません。

国内用では最もデータ容量が多いプランが7GB30日間で1,980円なので、毎月20GB、30GBといったデータ容量を必要とするのであれば他のブランド(ahamo、LINEMOなど)の方がおすすめでしょう。

それほど頻繁に海外へ行かない

スマホの2台持ちを考えているならともかく、国内では1台でじゅうぶん、海外へ行くこともあまりない、という人は「Trip WiFi」を利用することにあまりメリットはありません。

基本料金が不要とはいえ端末を購入する必要があるので、国内では出番がないうえに年に1、2回程度しか海外へ行く機会がないのであれば、渡航時にはプリペイドSIMを購入するなど別の方法がよいでしょう。わざわざ19,580円を支払って端末を購入するのはちょっともったいないですね。

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