
以前台北で「滿哥甜品坊」というお店に行ったことがあります。本格的な香港スイーツが楽しめるお店でかなり気に入ってたのですが数年後に姿を消してしまいます。しかしその後に現れた「香香甜品」というお店があまりにもよく似ている。メニューもそっくりなので店名が変わっただけでどうも同じお店なんじゃないかと思っているのです。
香香甜品(八德店)
台北市内に数店舗展開
台北の香港スイーツ専門店「香香甜品」に行ってきました。台北市内に「復興店」「長春店」「八德店」「莒光店」「西門店」と5つの店舗があるのですが今回は八德路沿いにある「八德店」へ。MRT南京三民駅から歩いて10分弱ほどの場所です。
看板にも「HONG KONG DESSERT」の文字。「正宗港式甜品(本場の香港スイーツ)」を標榜するお店です。
このへんはおすすめのメニューといったところでしょうか。
すごく混んでるじゃないかと予想してたのですが以外に空いてましたね。ただテイクアウトしていくお客さんは割と見られました。
店内に入ると右手に注文カウンターがあり左側にテーブル席が並んでいます。すごく縦長の状態ですね。
メニューは定番の「芝麻糊」「核桃糊」「杏仁糊」などをはじめ「楊枝甘露」「椰奶黑糯米」「紅豆奶酪」などバラエティ豊富。
定番のスイーツをいただきました
夏ということで今しかない楊枝甘露が食べたい。ということでメニューを見ると「水晶楊枝甘露」「仙草楊枝甘露」「椰果楊枝甘露」という3種類のバリエーションが。今回は「椰果楊枝甘露」を注文してみました。ただメニューをよく見ると「夏季限定」とは書かれてないんですよね。「芒果仙草凍」や「芒果黑糯米」などには書かれてるのですが・・・ もしかして通年注文できるのかな?
さらに店員さんが「一緒に注文すると安くなる」ということでお勧めしてくれた「相思紅豆奶酪」もいただきました。
椰果楊枝甘露(140元)、相思紅豆奶酪(70元⇒39元)
「楊枝甘露」というのはマンゴーピューレをベースにココナッツミルクなどを加え、マンゴーの果肉、ポメロ、西米(サゴヤシのタピオカ)などを加えた香港の代表的なスイーツの1つ。
「椰果楊枝甘露」にはマンゴー果肉、サゴ、ポメロに加えさらに椰果(ココナッツゼリー)が入っています。そのまま食べるマンゴーももちろん美味しいですがココナッツミルクが加わって上品なまろやかさが感じられる一品です。
白黒のコントラストが鮮やかな「相思紅豆奶酪」は白い部分がパンナコッタ、黒い部分は紅豆(あずき)です。
以外に甘さ控えめなのがよいですね。量もそれほど多くないので「もう一品何か・・・」という場合にちょうどよいのではないでしょうか。
こちらは別の日に食べた「核桃糊搭杏仁糊」。「核桃糊」と「杏仁糊」のミックスですね。
茶色い方が核桃糊(クルミのスープ)、白い方が杏仁糊(杏仁のスープ)。スイープといってもとろっとしてペースト状といった方が近いかもしれません。「核桃糊搭杏仁糊」は冷たいのと熱いのが選べるようです。今回は冷たい方をいただきました。
核桃糊搭杏仁糊・冷(105元)
まぜまぜ・・・
核桃糊は初めて食べましたがほんのりと香ばしさがあって優しい口当たりで美味しいですね。杏仁糊の方は日本人ならおそらく誰もがよく知っている杏仁の味。熱い方だとさらに風味が増すのではないでしょうか。
日本では(台湾でも?)なかなか見ることのない本格的な香港スイーツが楽しめる貴重なお店ではないでしょうか。5店舗あるのでアクセスのよいお店を選んで行けますね。
店舗情報
住所 | (八德店)台北市松山區八德路四段71號 |
営業時間 | 13:00~1:00 |
休日 | |
リンク | 香香甜品 |