ラーメンや炒飯と同様に日本にすっかり根付いている肉まん。はっきり言って日本の肉まんは味もバリエーションもレベルが高く大人から子供までみんな大好きですよね。それでも本場の肉まんってやっぱり食べてみたいですよね。日本と違うのは、先ず売ってるお店の数が圧倒的に多い。豆乳や揚げパンでお馴染みの朝ごはん専門店では包子として肉包や韮の入った韮包、キャベツの入った高麗菜包などが売られています。また、包子を焼いた水煎包も美味しいですね。早起きして豆乳を飲みながら蒸したての包子を食べるのはたまりません! 今回はそんな台湾中にたくさんある包子店の中からネットランキングで見事4位に輝いた台南の萬川號餅舖を紹介します。
萬川號餅舖
ネットランキングで4位
世間で話題になっているニュースや出来事についてネット上で投票、ランキング発表を行う「DailyView 網路溫度計」というサイトが昨年の10月に行った台湾で人気の包子店ランキングで見事4位に輝いたのがここ萬川號餅舖。
萬川號餅舖は青年路、民権路、友愛東街の3つの通りが集まる五叉路の民権路と友愛東街に挟まれた場所にある包子や酥餅、綠豆椪、鳳梨酥などを扱う中華菓子の専門店です。
清同治十年創立とありますが清同治十年ということは1871年。140年以上前ということなのでかなりの歴史がある老舗ですね。
わりと広い店内には様々な中華菓子が陳列されています。
〇〇酥の酥というのは中華菓子のパイやクッキーなどを指しています。
台南の伝統菓子、香餅(椪餅)。
これは麺粉酥というお菓子。小麦粉を練ったものを揚げて砂糖を塗しています。
肉包はカウンターに
肝心の肉包はカウンターでスタンバイしています。大肉包、小肉包と大きさが2種類あるようです。肉包の他にも台灣水晶餃という半透明な皮の餃子も美味しそうでした。
(左)小肉包(25元)、(右)大肉包(30元)
こちらは小肉包。フカフカの皮の中にズッシリと具が詰まっています。ちょっと濃い目の色からも分かるように濃厚な味が特徴。
シイタケが丸ごとゴロっと入ってました。大肉包の方は更に卵黄が入っています。
美味しくて食べ応えのある肉包でした。さすが全台湾の数あるお店の中から4位に選ばれるだけのことはありますね。また大肉包の方でも30元(100円ちょっと ※2017.1.12現在)と安いのも嬉しいです。
店舗情報
住所 | 台南市中西區民權路一段205號 |
営業時間 | 8:00~22:00 |
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