新光三越(台北南西店)、誠品生活南西店、大倉久和大飯店(オークラプレステージ台北)といった百貨店、大型ホテルが立ち並ぶMRT中山駅周辺ですが、大通りからちょっと外れると味のある路地裏が今でも残っていて都会とのコントラストが面白い。特に林森公園、康樂公園付近を個人的に注目しているのですが、このエリアに最近気になるカフェがいくつかオープンしたので行ってみました。
カフェ月里
中山駅近くの路地裏の隠れ家カフェ
MRT中山駅の北東側、康樂公園近くの路地裏で営業する「カフェ月里」にやって来ました。中山駅付近といえば都会のど真ん中ですが大通りからちょっと外れるとのんびりとした雰囲気の場所がまだあるんですよね。
お店のサイトはInstagramにしかないのですが店名が「カフェ月里」なんですよね。看板にもしっかり「つきさと」と日本語が併記されてます。やはり日本の喫茶店、カフェをイメージしてるのかな?
昨年(2022年)の1月にオープンしたとあったまだ1年経たない(訪問したのは2022年11月)新しいお店です。以前紹介した「大鶴黑寶 hobo coffee place」も同じ通りにあるのですが、最近はこのエリアにスポットが当てられているのでしょうか。
さて、こちらがメニューなのですがなかなか興味深い・・・
日本の喫茶店を思わせるような内容が一部に伺えるのですが「琥珀の女王」と書かれているのにちょっとビックリ。銀座の「カフェ・ド・ランブル」発祥の有名なメニューで日本でもたまに見かけるのですが、台湾で見たのは初めてですね。
同行してくれた「菸花《Op118.2》」のオーナーであり友人の高さんが「日本語のメニューもあるよ」と持ってきてくれました。やはり日本に親和性のあるお店のようですね。
塩パン、ショートケーキなどなど
2人で訪れたということもあっていろいろと注文しました。
まずは「布丁(プリン)」。台湾のカフェのプリンももう定番のようになってきましたね。こちらのプリンはたっぷりと生クリームがのったタイプ。
布丁(150元)
卡布奇諾(カプチーノ)を1+1でいただきました。「1+1」というのは台湾でしか見たことがないメニューなのですが、エスプレッソベースのコーヒー(カフェラテやカプチーノの場合が多い)とエスプレッソをセットで提供するメニューです。
卡布奇諾(1+1)(200元)
「カフェ月里」の場合は「卡布奇諾(カプチーノ)」が対象で、そして同時に提供されるエスプレッソがこちら。
これは「塩之花奶油卷」。いわゆる塩パンですね。このパンも台湾ではすっかり定着している人気商品。
塩之花奶油卷(50元)
麝香葡萄(シャインマスカット)の「鮮奶油蛋糕(ショートケーキ)」。ショートケーキ自体は台湾でも珍しくないのですが、こういった個人経営のカフェではこれまであまり見たことがなかったんですよね。
チーズケーキやタルトなんかは定番だったのですがここ数年ショートケーキをメニューに載せるカフェをちらほら見かけます。
鮮奶油蛋糕(麝香葡萄)(220元)
「巴斯克」と省略されてますが「巴斯克起司蛋糕(バスクチーズケーキ)」のことです。こちらも日本で流行したのと同じようなタイミングで見るようになりました。
巴斯克(150元)
ネルドリップ(法蘭絨濾布手沖咖啡)で淹れてくれる「カフェ月里」のブラックコーヒー。「單品(シングルオリジン)」でいただきました。
單品
中山駅付近はどちらかというと中山北路より東側が注目されがちなのでこの辺りは意外に穴場なのではないでしょうか? すぐそばに林森公園や康樂公園もあってなかなかよい雰囲気のエリアにあるおすすめのカフェです。
店舗情報
住所 | 台北市中山區南京東路一段13巷7弄2-6號 |
営業時間 | 14:00~0:00(Instagram要確認) |
休日 | Instagram要確認 |
IG | カフェ月里 |