台中の夜市といえば、逢甲夜市、中華路夜市、一中街夜市、東海夜市、豐原廟東夜市、忠孝路夜市の6つが代表的なものとして知られています。その中の1つである忠孝夜市はその名前の通り忠孝路で開催されます。観光スポットがたくさん集まる台中駅の北側とは反対の南側のエリアにあるので、あまり観光客の姿を見かけることがなく地元密着型の夜市の雰囲気が味わえますよ。今回はそんなローカル夜市から人気の小吃店、正老牌麵線糊臭豆腐を紹介します。
正老牌麵線糊臭豆腐
サムズアップの看板が目印
忠孝夜市が開催される忠孝路と合作街の交差点の角に店舗を構えるのが正老牌麵線糊臭豆腐。道路に面した部分には壁がなくオープンなお店です。オープンというよりも倉庫みたいな感じの店舗ですね〜。
店名の通り、麵線と臭豆腐がメインのお店です。ちょうど角部分に鹽酥雞(いろんな具材を揚げた料理)の屋台があるのですが、たぶんこれは別のお店かな? お店の真ん前で別の屋台が営業するなんて、適当というかなんというか、日本では考えられないですね。
麵線と臭豆腐を扱ってるわけですが、面白いのがそれぞれ屋台のようなキッチンが店頭に設置してあります。こちらが麵線の方で・・・
こっちは臭豆腐です。同じ店舗で2つの屋台を置いてるような感じですね。もちろんどちらも注文可能なので、それぞれから注文して一緒に食べることができますよ。
麵線のメニューは基本が蚵仔麵線(牡蠣入りの麵線)、魷魚嘴麵線(イカのくちばし入りの麵線)、肉庚麵線(肉団子入りの麵線)の3種類。あとはそれぞれ種類の組み合わせで、3種類全部合わせたのが魷魚嘴肉庚蚵仔麵線。名前も全部くっつけてますね(笑)。まあ、分かり易いと言えば分かり易い。
注文したら空いてる席に座って待ちましょう。店内は結構広いです。4~6人掛けのテーブルがずらっと並べてあってかなりの人数が座れそうですね~。
サムズアップ。正老牌麵線糊臭豆腐のロゴです。美味しいよってことなんでしょうね。
肉庚麵線と臭豆腐
肉団子入りの肉庚麵線と臭豆腐を1つずつ注文しました。
とろみのあるスープに極細の麺、上にかかっている黒いソースはたぶん沙茶醬(魚介ベースのソース)かな。
肉庚麵線(55元)
肉庚と呼ばれる大ぶりの肉団子が具として入ってます。ぷりっぷりで旨みがあって美味しいですよ。
沙茶醬(たぶん)とスープをよくかき混ぜます。お店の人が「もっとよくかき混ぜたほうがいいよ」と混ぜてくれました。こんな感じになるまで混ぜましょう。
ダシのきいたスープに沙茶醬独特の香りがほのかに感じられます。麵線はこのスープが美味しいんですよね〜、日本人なら間違いなく好きな味ですよ。それに肉団子が具がゴロゴロ入ってるので食べ応えもあります。
こちらは臭豆腐。1皿5個入りで50元です。
臭豆腐(50元)
カラッと揚がった臭豆腐。真ん中に穴を開けてるのが特徴。サクッとした食感がいいですね。タレと付け合わせの漬物と一緒に食べるとまた美味しさがアップします。臭いということで知られる臭豆腐はどうも敬遠されがちなんですが食べてみるとホントに美味しいので、ぜひチャレンジしてみてください。
正老牌麵線糊臭豆腐は忠孝夜市でも人気のあるお店の1つです。ぜひ美味しい麵線と臭豆腐を食べてみてください。
店舗情報
住所 | 台中市南區合作街70-2號 |
営業時間 | 15:00〜0:45 |
休日 | |
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