
日本ではなかなか食べることができない台湾ならではの料理の1つが藥燉排骨湯。スペアリブが入ったいわゆる漢方スープですね。黒い色と独特の漢方の風味が特徴ではっきり言って好き嫌いが分かれる、いや、むしろ苦手な人の方が多いのではないでしょうか。しかしやはりこういった台湾に来なければ食べられない料理というのはなるべくチャレンジしたいものです。
豐原藥燉排骨
藥燉排骨の人気店
台中市豐原區の「豐原藥燉排骨」へやって来ました。お店の場所は台鉄豐原駅から歩いて10分弱ほどの三民路沿い。豐原ではわりと人気のあるお店のようです。
赤い大きな看板が目印。
もうすっかり見慣れてしまいましたが台湾ではこのように店頭にキッチンを設置するお店がけっこうあるんですよ。
入り口付近にオーダーシートが置いてあります。左は外帶(テイクアウト)用、右は內用(イートイン)用。イートインの場合は右のオーダーシートを取って店内へ。
飾り気のない内装や赤いプラスチック製のイス、扇風機などこれぞザ・台湾の飲食店といった雰囲気ですねー。
オーダーシートを記入したら店員さんに渡します。ちなみにテーブル番号を間違えて「合計」のところに書いてますが正しくは「內用桌號」のところに書きます(笑)。
スプーン、箸、調味料などはこちらから取っていきます。この3つの調味料は間違いなく辛いやつ。
こっちはたぶんそれほど辛くないはず・・・
甜辣醬をちょっと取っていきました。
スープのボリュームが・・・
漢方のスープが何種類がありましたがその中から「藥燉排骨(支骨)」を注文。それに「爌肉飯」と「豬耳朵(滷)」もいただきました。
藥燉排骨(支骨)(110元)、爌肉飯(80元)、豬耳朵(滷)(35元)
こちらが「爌肉飯」。
脂身と赤身が半々といったところでしょうか。いかにも爌肉といった見た目のお肉でトロトロに柔らかく煮込まれています。
タケノコなど野菜もけっこう入っているのが印象的な爌肉飯です。さらに貢丸のような肉団子もトッピングされていてこれはちょっと珍しい?
「豬耳朵」 は「滷」と「煙燻」の2種類あったのですが「滷」の方を選びました。コリコリとした食感がよい。
さてメインの「藥燉排骨(支骨)」ですが量の多さにビックリ。爌肉飯と同じくらいの器に真っ黒いスープがなみなみと注がれている。そして支骨と呼ばれる肋骨部分がゴロゴロと豪快に入っています。
スープはけっこう漢方の風味が効いています。苦手な人はちょっとキツイかもしれませんね。しかしこの量、スープだけでお腹いっぱいになりそう(笑)。
支骨は骨だけに見えますが薄くお肉も付いてますよ。甜辣醬つけなくてもけっこう美味しい。
ボリュームもあって食べ応えのある漢方スープ「藥燉排骨」でした。あの独特の風味が苦にならないという人はぜひ!
店舗情報
住所 | 台中市豐原區三民路172號 |
営業時間 | 11:00~1:00 |
休日 |