【重慶豆漿】スパイシーでサクッと良い食感、揚げ蛋餅が衝撃の美味しさ!

MRT圓山駅の東側にある哈密街の一帯は大龍峒と呼ばれています。孔子廟や保安宮、大同老街といった史跡や寺廟が多く存在するエリアで、艋舺(華西街観光夜市周辺)や大稲埕(迪化街周辺)と同様にかつて栄えた台北の下町といった場所です。今回はこの大龍峒の小さな小吃街にある老舗の人気豆漿店を紹介します。

重慶豆漿

40年続く老舗

重慶北路三段335巷は狭いながらも小さな商店や小吃店が多く軒を連ねる活気のある通り。その中でも朝早くから多くのお客さんを集める人気店が、通りの中ほどにある重慶豆漿です。店内の壁に掲げられたメニューに「40年老店」とあるように、昔から地元の人達に愛される老舗の豆漿店で台湾のブログでも頻繁に取り上げられるほどの有名店のようです。

名物メニューの炸蛋餅

一見なんの変哲もない豆漿店なのに一体何がそんない人気を集めるのか? それはここの名物メニューである「招牌炸蛋餅(おすすめの炸蛋餅)」。もちろん注文します。

普通のクレープ生地のような蛋餅は何度も食べたことがありますが揚げたものは初めて。興味津々で食べたのですが・・・ ウマい! 感動する美味しさです! はっきり言って普通の蛋餅よりこちらの方が好きです。さっくりと揚げられた蛋餅の中には卵と大根の千切り(多分、台湾のたくあんかな?)、そしてほどよい胡椒がいい味を出してます。 蛋餅を揚げたものがこんなに美味しいとは思いませんでした。ただ流石に油が重いのであまり量は食べれないですね。

招牌炸蛋餅(30元)、鹹飯糰(30元)、冰豆漿・小(15元)

鹹飯糰(台湾式おにぎり)も人気メニューのようです。もち米のおにぎりの中に肉鬆(でんぶ)、菜脯(台湾のたくあん)、油條(揚げパン)が入ってます。このサイズのおにぎりに、更に具として揚げパンが入っているというのは衝撃ですがこれが台湾のスタンダード。ボリューム満点すぎます(笑)。

台湾の豆乳は砂糖を入れて甘くしてあるのが一般的です。個人的にはこちらの方がむしろ飲みやすくて好きです。炸蛋餅が油で重いのでさっぱりとして美味しいですね。

孔子廟や保安宮といった観光スポットもあり、この辺りはローカルな下町風情が感じられて歩いていても楽しいエリアです。ここで美味しい朝ごはんを食べて周囲を散策するのもいいですよ。

店舗情報

住所 台北市大同區重慶北路三段335巷32號
営業時間 5:30〜11:30(休日は13:00まで)
休日
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