
昨年(2024年)の夏に台北に台湾第1号店をオープンしたハノイ発祥のベトナムの人気カフェ「Cộng Cà Phê」。今年(2025年)5月に早くも2号店を出店したようです。また昨年訪れたときはフードメニューがクロワッサンのみだったのですが新たなメニューも登場しているらしい。というわけで2号店の「Cộng Cà Phê 共咖啡(光復南店)」に行ってみました。
Cộng Cà Phê 共咖啡(光復南店)
2号店は台北小巨蛋近く
Cộng Cà Phê 共咖啡の2号店はMRT台北小巨蛋駅から歩いて15分弱ほどの光復南路沿いです。台北駅前の台北總店と同じく1棟丸ごと店舗としています。
けっこう人気があるようですね。台北總店の方はベトナム人のお客さんが多かったのですがこちらはどうなんでしょう。
まず1階のカウンターで注文して2、3階の席へ。できあがったら取りにくるというシステム。
レジ横ではバッグ、マグ、コーヒー豆などオリジナルの商品を販売しています。
2号店オープン記念のバッグがありましたよ。
こちらがメニュー。おそらくベトナム語のメニューを独自解釈して台湾向けのメニューにしてると思うのですがコーヒーに「PHO」とか「粽」という文字が入ってて何とも不思議な感じがしますね。たぶん台湾人だとピンとくる感覚なんでしょうが日本人なのでよく分かりません。
さらに台北總店では見なかったこんなメニューが。フォーがあるじゃないですか! これは食べてみたい。
注文を終えたら呼び出しベルを渡されます。
さて、それでは2、3階へ行ってみましょう。
まずは2階。けっこう広々として席数も多いですね。奥には吹き抜けがあってさらにその向こうには道路沿いの窓に面したスペースがあります。
続いて3階。こちらは席数を抑えてややゆったりとした空間となっています。
奥にはテラス席も。気持ちよさそうですねー。
台湾のカフェでフォーを食べる
本物のフォーですよ。台湾のカフェでフォーが食べれるとは。牛肉入りなのでフォー・ボーというやつですね。台湾では「越南牛肉河粉」或いは「越式牛肉河粉」と呼ばれています。
CỘNG 越南牛肉河粉(170元)、越式粽咖啡・冰・M(125元)
レモン、唐辛子、それに2種のソース付き。ソースもフォーに入れるのかな?
レモンを絞っていれます。
あっさりした味ですがしっかりと旨味があって美味しい。フォーの美味しさはやはりこのスープあってこそですよねー。
麺が見えないほどどっさりとのっていた牛肉も美味。
日本でもお馴染み、米粉で作られた麺ですね。ツルツルとした喉越し、そして淡泊な味わいがスープとよく合います。わりと日本人好みの麺ではないでしょうか。
コーヒーは「越式粽咖啡」のアイスをいただきました。コンデンスミルクが入ったベトナムならではのコーヒーですね。しかしなぜ「越式粽咖啡」となるのか?
底にあるコンデンスミルクをよくかき混ぜて飲みます。もちろん甘いけどそれが美味しい。
こちらは別の日に注文した「椰子綠米冰沙」と「傳統綠米糕」。
椰子綠米冰沙(160元)、傳統綠米糕(49元)
ちなみにこのとき座った席のテーブルがちょっと面白い。
「傳統綠米糕」はバインコムという綠米(まだ成熟していない若いもち米)から作られるベトナムの伝統的なお菓子のようです。
中に何か入ってるのかと思いましたが特に何も入ってませんでした。初めて食べましたがほんのり甘くて美味しいですね。
「椰子綠米冰沙」はココナッツミルクと綠米のスムージー。
この緑色の粒々が綠米ですね。優しい味でなかなか美味しい。メニューには「椰子綠豆冰沙」「椰子綠米冰沙」と似たような名前が並んでいるので間違えないようにしましょう。
「Cộng Cà Phê」は日本にはまだ進出してなさそうなのでベトナムより近い台湾で行ってみるというのも面白いのではないでしょうか。
店舗情報
住所 | 台北市松山區光復南路4號 |
営業時間 | 8:30~22:00 |
休日 | |
リンク | Cong Caphe Taiwan |