【阿憨鹹粥】なんか倉庫みたいなお店? 台南公園近くのサバヒー専門店

台南の朝ごはんを紹介。台湾で朝ごはんと言えば豆乳に揚げパンや焼餅、又サンドイッチや台湾風のハンバーガーなども一般的ですよね。でも台南ではそれに加えて牛肉湯やサバヒー粥などもポピュラーでお店の数も充実しています。人気店になると朝早くからお客さんが行列を作るほど。今回は台南駅のやや北西の場所にあるサバヒー粥をはじめとするサバヒーの専門店。創業50年以上の老舗、阿憨虱目魚粥に行ってみました。

阿憨鹹粥

お店は台南公園の近く

阿憨虱目魚粥は台南駅のやや北にある台南公園から200mほどの場所の公園南路沿いにあるサバヒー粥をはじめとするサバヒー料理の専門店です。朝6時半ごろから開いているので、この日は朝ごはんを食べにやって来ました。

店名にも入っている虱目魚というのがサバヒーのこと。ミルクフィッシュと呼ばれ、ニシンやイワシの仲間に近い魚です。淡泊な味ですが脂がのっていて、サバヒーを使ったお粥やスープは美味しいんですよ。

台南はこのサバヒーを提供するお店がたくさんあります。他の都市でも同じようなお店がありますが店名を見ると台南という文字が入っていて、台南の味ということをウリにしているのをよく見かけます。

お店に入るとなんだか倉庫のような雰囲気。天井が高くて広々としています。

簡易のテーブルと青いプラスチックの椅子がいかにも台湾の小吃店といった感じですね。

グツグツと煮込まれているスープ。

あっさりしたサバヒーのお粥は朝ごはんにピッタリ

メニューはサバヒーを使ったお粥やスープなど数種類。やはり最も人気がある虱目魚肚粥を注文。あと魚皮も。一番左に油條とあるのは中華風の揚げパン。お粥に入れて食べると美味しいので合わせて注文するお客さんも多いですよ。

お粥の上にサバヒーの身がのった日本ではあまり見ることのないルックス。

虱目魚肚粥(サバヒーのお粥)(120元)

サバヒーの身は淡白ですが油がのってて旨いですね。その旨みの出たお粥も美味しい。サバヒーの他にネギや小ぶりの牡蠣も入っています。

魚皮(40元)

他にも魚頭、魚腸と部位別に料理がありますが個人的に好きなのはこの魚皮。皮とはいっても身が結構ついていて、皮特有の旨みと身の食べ応えの両方が味わえます。

営業時間は長く、朝早くから夜遅くまで開いているのですが、サバヒーのお粥は牛肉湯と同様にどちらかというと台南の朝ごはんとしてよく知られています。確かにあっさりしてボリュームもあって朝ごはんにピッタリですね。台南に来たら外せない代表的な料理の1つですよ。

店舗情報

住所 台南市北區公園南路169號
営業時間 6:20~22:00
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