【Sit Down Plz Coffee Roasting 西當・普里斯】都会の路地裏の魅力を味わう三重の自家焙煎カフェ

MRT中和新蘆線の蘆洲行きに乗って三重國小駅で降りると、その西側、つまり三重國小とは反対側のエリアには古い建物のマンションがビッシリと立ち並んでいます。そしてその間に張り巡らされた細い路地を歩くと生活感のあるローカルな雰囲気をヒシヒシと伝わって来ます。正に都会の路地裏といった感じで台北市のベッドタウンである三重区ならではの光景を目にすることができます。さて、今回はそんな殺伐とした雰囲気の漂う路地裏でキラリと光る自家焙煎のカフェ、Sit Down Plz Coffee Roasting 西當・普里斯を紹介したいと思います。

Sit Down Plz Coffee Roasting 西當・普里斯

都会の路地裏の魅力

お店はMRT中和新蘆線の三重國小駅から歩いて2、3分ほどの場所の細い路地裏にあります。

この両サイドを古いビルに囲まれた、何と言うか威圧感のようなものを感じる雰囲気が何とも言えません。台南あたりによく見られるワクワクするようなかわいい路地裏とは違う、こういった都会の殺伐とした雰囲気の路地裏の方が台湾らしさを感じられて個人的には好きです。

Sit Down Plz Coffee Roasting 西當・普里斯はそんな街並み込みで魅力のあるお店と言っていいでしょう。

ほぼ住宅ばかりで色味のない通りにシブい小豆色の看板が目を引きます。雨が降っているせいもありますが高いビルの間にあるので正午近くだというのにまるで夕暮れのような雰囲気です。そんな中でぼんやりと灯りに照らし出されたお店は何だかバーにでも来たかのような気分に錯覚させてくれる印象。

お店はカウンター席が3席ほどと2つのテーブル席という小さなスペース。あまり飾り付けずシンプルな雰囲気がいいですね。おそらくそのままなのであろうと思う床などいい味を出しています。

カウンターにはシルバーのLA MARZOCCOのエスプレッソマシン。

店名の西當・普里斯っていうのはSit Down Plz(Sit Down Please)の当て字ですね。

自家焙煎のカフェなので豆の販売も行っています。

店の奥にはロースターマシンが。

シングルオリジンとイチゴのタルト

メニューはエスプレッソベースがEspresso、美式咖啡(カフェアメリカーノ)、卡布其諾(カプチーノ)、拿鐵咖啡(カフェラテ)、香草咖啡(バニララテ)、焦糖拿鐵(キャラメルラテ)など。單品咖啡(シングルオリジン)は次のページ以降で豆を選ぶことができます。

先ずはシングルオリジンから哥倫比亞 內拉 拉德拉斯莊園。

哥倫比亞 內拉 拉德拉斯莊園(Colombia Neira Finca Laderas)(150元)

ほどよい苦味とコクがあり酸味が控えめなマイルドなコーヒーで好きな味です。美味しい。

スイーツは店主の友人が提供してくれているようです。店主に直接何があるのか聞いた方がよいですね。この日は2種類ほどあってイチゴとライチのタルトを選びました。イチゴの存在感がハンパないですね。

草莓茘枝塔(イチゴとライチのタルト)(135元)

最後にもう1杯、拿鐵咖啡(カフェラテ)をテイクアウトしました。

拿鐵咖啡(カフェラテ)(M・テイクアウト・65元)

なかなか三重まで来ることはないと思いますが足を運んでみる価値はありますよ。台北は何度も行ったからちょっと違うことろへ行ってみたい、という人はぜひどうぞ。

店舗情報

住所 新北市三重區安樂街47號
営業時間 12:00〜21:00、日12:00〜18:00
休日
HP Sit Down Plz Coffee Roasting 西當・普里斯
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