台中空港(台中国際空港)から台中市内中心部へバスで移動する方法

台湾旅行へ出かける場合「桃園国際空港」或いは「高雄国際空港」を利用するという人がほとんどだと思いますが、実は台中の「台中空港(臺中清泉崗機場又は臺中國際機場とも呼ばれる)」にも日本からの直行便があります。また台湾で国内線を利用して台中を訪れるという人もいるかもしれませんね。台中空港は台中市の沙鹿区という場所にあり台中市中心部からはちょっと離れています。なので到着後はバス、或いはタクシーで移動することになります。今回はバスを利用して台中空港から台中市中心部へ移動する方法を解説したいと思います。

台中空港の場所

台中空港は台中市中心部(台鉄台中駅~SOGO~新光三越の周辺)からはやや離れた場所にあるので、台中空港に到着後移動する必要があります。主な交通手段はバスかタクシー。今回はバスで台中空港から台中市中心部へ移動します。

台中空港を経由するバス路線

台中空港発、或いは台中空港を経由するバスの一覧です(2019年10月現在)。
※最新の情報は下記で確認してください。
参考:空港周辺の交通情報(臺中国際空港)

バス会社 路線 運行ルート
捷順交通 A1 台中国際空港~高鉄台中駅~台中公園
國光客運 A2 台中国際空港~台中駅
A3 台中国際空港~逢甲夜市
BRT 156 高鉄台中駅~台中国際空港
台中客運 9 台中駅~清水
69 龍潭里~台中国際空港
128 大雅~清水
中台湾客運 162 嘉陽高校~沙鹿駅
302 台中国際空港~台中公園
仁友客運 302 台中慈濟病院~梧棲観光漁港
東南客運 97 大甲銅安厝~台中国際空港
豐原客運 91 台中国際空港~中興嶺
182 豐原~新庄~清水
183 豐原~新庄~台中港郵便局
185 豐原~東山~清水
186 豐原~東山~台中港郵便局
237 豐原~大肚駅
238 豐原~沙鹿~台中港郵便局
239 豐原~梧棲

台中空港のバス乗り場

台中空港の建物は国内線・国際線に分かれていますがバス乗り場は国際線側の地下一階のフロアにあります

下の写真は国内線側の一階フロアの到着ロビー。台湾の国内線を利用して台中に到着した場合はまずここからバス乗り場まで行く必要があります。

というわけで国際線側へ移動しましょう。

夜間だと人がいなくてちょっと不安ですがこのまま真っすぐ。

右側の通路をさらに進みます。

すぐ先にあるエスカレーターで地下へ降ります。

地下へ降りたら右手の出口から外へ。

外へ出て左へ行くとすぐにバス乗り場です。

もう目の前ですね。

こちらがバス乗り場です。

待合室もありますよ。

中台湾客運の302線で台中市中心部へ

今回は台湾大道と柳川西路の交差点付近のホテルに宿泊するので台中空港からその辺りまで移動します。バス停でいうと「仁愛醫院」が目的地です。なので台中車站(台鉄台中駅)行きのバスに乗る必要があります。

國光客運のA1線(台中国際空港~台中駅)に乗るのがベストですが、この日は時間が遅くてすでに終了していたので中台湾客運の302線(台中国際空港~台中公園)に乗ることにしました。
参考:302路臺中國際機場~臺中公園(統聯客運)

302線は台中空港(臺中國際機場)が始発で靜宜大學、東海大學と台湾大道を通って台中車站(台鉄台中駅)へ向かいます。

※画像は統聯客運 HPより引用

こちらが302線のバスです。さっそく乗り込みましょう。

もちろん悠遊カードが使えますよ。

一般の路線バスなのでシャトルバスのような作りではありません。荷物を収納する場所もないので大きなスーツケースなど持っている場合はちょっと不便かもしれませんね。

バスに乗ること1時間弱。そろそろ目的地が近づいてきました。

降りるときも悠遊カードをセンサーに翳すのを忘れないようにしましょう。

というわけで目的地のバス停「仁愛醫院」に到着しました。55分ほどかかりましたね。本来の運賃は55元ですが悠遊カードを使ったので運賃は28元でした(台中では悠遊カードを使えば10㎞以内は無料)。

注意点

バスはやはり安いのが魅力ですが以下の点に注意です。

注意点

台中は交通渋滞がひどい
はっきり言って台中は交通渋滞がひどい。中でも台湾大道の新光三越辺りはほんとにストレスです。なので日中、特に夕方などに移動する場合はかなり時間がかかることを考慮に入れておきましょう。

荷物の収納スペースはない
シャトルバスではなく一般的な路線バスなのでスーツケースなど大型の荷物を収納するスペースはありません。車内にもじゅうぶんなスペースはないので大きな荷物を持っている場合はタクシーが無難です。

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