またまた台北に新しいコーヒースタンドがオープン。最近このスタイルのカフェの出店情報がホントに多いです。場所はやはり台北がダントツ。台湾の流行の発信地でありまた他の都市に比べて家賃が高いという事情も手伝って、わずかなスペースを上手く利用したコーヒースタンドが次々と誕生。どれも個性的で魅力のあるお店ばかりです。今回紹介するお店は台北の市街地を東西に走る大通りである市民大道沿いにオープンした「Gato Café Stand」。平日は夜しか営業していないという、これまたひとクセありそうなカフェで期待できますね。
※「Gato Café Stand」は閉店しました。
Gato Café Stand
松山文創園区近くの市民大道沿い
Gato Café Standの場所は松山文創園区の近く。市民大道と光復南路の交差点を東に入ってすぐの市民大道沿いにあります。
捻じれた形の凝った軒が特徴的なインパクトのある外観です。店内席は無く店頭に椅子があるだけの小さなお店で、いわゆるコーヒースタンドのスタイルをとっています。
日中は別の仕事、夜にカフェを営業
Gato Café Standの営業時間は、平日は午後7時から午後11時まで(月曜は9時半まで)と、夜のみオープンするという変わった形態をとっています。店名のGatoというのはスペイン語で猫という意味で、まさに夜猫族のカフェ。夜猫族とは台湾で夜更かしをする人のことを指します。
そうはいっても午後11時までの営業なので、午前2時、3時までならまだしもそこまで夜更かしとは言えないかもしれませんね。しかし、あまり深夜まで店を開けられないのは理由があるのです。
実はオーナーは平日の日中は別の仕事をしていて、その仕事が終わってからこのカフェで働いるのです。その為あまり夜遅くまで店を開けていると日中の仕事に差し支えるというわけですね。それでも夜11時までですから遅いと言えば十分遅いですよね。いや~、それにしてもタフですね(笑)。
コーヒースタンドならではのリーズナブルな価格が嬉しい
メニューはエスプレッソベースが14種類ほど、シングルオリジンが2種。コーヒー以外が3種。エスプレッソベースはどれも値段が100元以下というのは驚き。
ちなみに、見て分かるようにメニューには日本語が併記。Gato Café Standの隣のお店(スポーツウェアのお店のようなアウトドア用品のお店のような・・・)のオーナーらしき人が何かと世話を焼いてくれるようで、日本語堪能な知人が翻訳してくれたんだとか。ほぼ完ぺきですね。
この日もその人がGato Café Standのオーナーとの会話で通訳(英語~中国語)をしてくれたり、イスを用意してくれたり、いろいろと話相手になってくれたりと親切にしてくれました。
コーヒーは台湾北部の基隆のロースターが焙煎した豆を使用しているそうです。
焦糖花生風味拿鐵咖啡 Caramelized Peanut(フレーバードラテ キャラメルピーナッツ)(90元)
單品咖啡 肯亞AA(シングルオリジン ケニヤAA)(140元)
ノルウェーで焙煎されたという豆を味見させてもらいました。
二足のワラジということでなかなか大変だとは思いますが、頑張ってこのまま続けていって欲しいですね。応援しています。近くに来たらぜひ1杯美味しいコーヒーをどうぞ。ちなみに土日は昼過ぎから開いていますよ。
店舗情報
住所 | 台北市松山區市民大道五段9號 |
営業時間 | 月~金11:00〜22:00、土14:00〜20:00 |
休日 | 日 |
HP | Gato Café Stand |