台湾へよく旅行に行く人の中には台湾のプリペイドSIMを購入してそのまま使い続けようと考えている方がいるかもしれません。その場合、再度台湾へ行くときや有効期限が切れそうになったときにリチャージを行う必要があります。リチャージには様々な方法があるのですが、その中の1つが「バウチャーカード」を利用するというもの。「バウチャーカード」のメリットはいろいろあるのですが外国人旅行者にとって最もありがたいのは、購入して持ち帰れば台湾に行かなくてもいつでも簡単にリチャージが可能ということです。
目次
バウチャーカードとは?
バウチャーカードとは補充卡と呼ばれプリペイドSIMのアカウント(電話番号)に対して残高を充当(トップアップと呼ばれています)する為のパスワードが書かれたカードです。
バウチャーカードは大きく分けて2種類あります。
コンビニエンスストアで購入できるバウチャー
1つはコンビニのマルチメディア情報端末を操作して購入できるもので、これはカードではなくパスワードが書かれたレシートの状態で受け取ります。
■各コンビニエンスストアのマルチメディア情報端末
コンビニエンスストア | マルチメディア端末 |
セブンイレブン | ibon |
ファミリーマート | FamiPort |
ハイライフ(萊爾富 Hi-Life) | Life-ET |
OK-MART | OK go |
美廉社 Simple Mart | なし(レジで直接販売) |
下記は台湾大手3大通信キャリアと言われる中華電信、台湾大哥大、遠傳電信の各コンビニエンスストアでのバウチャー販売状況です。
■大手3大通信キャリアのコンビニエンスストア別販売状況
コンビニエンスストア | 中華電信 | 台湾大哥大 | 遠傳電信 |
セブンイレブン | ○ | ○ | ○ |
ファミリーマート | ○ | ○ | ○ |
ハイライフ(萊爾富 Hi-Life) | ○ | ○ | ○ |
OK-MART | ○ | ○ | ○ |
美廉社 Simple Mart | ○ | × | × |
スクラッチ式のバウチャーカード
もう1つはスクラッチ式のバウチャーカードでスクラッチを削るとパスワードが現れ、そのパスワードを使用してリチャージを行うというものです。
※下は中華電信のバウチャーカード
バウチャーカードを使ってリチャージを行う方法については以下の記事を参考にしてください。
バウチャーカードを販売している場所
バウチャーカードは携帯電話などを扱っているお店で売っていることがあり、大きな金額のものは割引され額面より安く購入できる場合があります。これまでに見つけたバウチャーカードを販売しているお店を紹介したいと思います。
※扱っている商品はそのときどきで変わると思いますのであくまで参考情報としてください。
台北地下街Y区
台北駅北側を走る市民大道の下に約800mに渡って広がる台北地下街Y区。ここのY13出口〜Y19出口の間にバウチャーカードを販売するお店がいくつか見られます。
■聯發通訊
ここで中華電信と台湾大哥大のそれぞれ150元のバウチャーカードを購入したことがあります。(2017年3月)
■傑森通訊
中華電信、台湾大哥大、遠傳電信のバウチャーカードがありました。扱っている中で額面が1番安いものはそれぞれ150元で、145元で販売していました。(2017年4月)
■正和通訊
中華電信、台湾大哥大、遠傳電信のバウチャーカードがいずれもあり。扱っている中で額面が1番安いものは中華電信が100元、台湾大哥大、遠傳電信はそれぞれ150元。販売価格は画面通りでした。(2017年4月)
■喬儒通信
台湾大哥大の額面100元のバウチャーカードあり。中華電信の額面150元のバウチャーカードが販売価格140元、360元のバウチャーカードが販売価格265元。(2017年4月)
その他
■大安通訊
MRT中山駅近くにある大安通訊というお店。
扱っていたバウチャーカードで額面が1番安いものは台湾大哥大150元、中華電信300元+80元、遠傳電信300元+50元。(2017年4月)
まとめ
バウチャーカードがなくても残高の充当は可能なので必須ということではありませんが、持っておくとなにかと便利なこともあります。
割引して売られていることがあるので次に台湾へ行く予定が決まっている場合などは300元あたりのバウチャーカードを安く購入しておいて、リチャージ〜データ通信のプランを購入を行うとお得です。
しばらく台湾へ行く予定が無ければ100元〜150元あたりのバウチャーカードを購入しておいて、有効期限が近づいたらリチャージして有効期限を延長するというのがいいでしょう。
扱っているお店を新しく見つけたら本ブログに随時追加していきたいと思います。