【英才大麵羹】台中のソウルフード大麵羹、食べるならまずはここに来るべし!

台中の食べ物といえば何? と聞かれたら何を思いつくでしょう。正直、台中についてそれほど詳しいという人はあまりいないのではないでしょうか。台湾も地方に行くといろいろと特色がありますが、台中にももちろんあるんですよ。台中の代表的な食べ物の1つとして間違いなく挙げられるのが大麵羹という麺料理。台中意外の地域ではほとんど見ることがなく、自分も台中に来てはじめて知った料理です。というわけで今回はここ台中で大麵羹の最も有名なお店、英才大麵羹を紹介します。

英才大麵羹

台中で50年以上の大麵羹の老舗

英才大麵羹は名前の通り英才路沿いにお店があります。台中市のメインストリート、台湾大道から英才路を北に入ってしばらく進むと英才公園があります。この英才公園を過ぎて更に200mほど進んだところがお店の場所です。

台中を代表する料理の1つである大麵羹。他の地域ではあまり大麵羹のお店を見かけませんが、ここ台中には多くの専門店があります。また、店名に大麵羹と掲げていなくてもメニューの1つとして扱っているお店もあり、さすがに特色料理といわれる地元だけあります。

その多くのお店の中でも間違いなく最初に名前が挙がるのがこの英才大麵羹。50年以上の歴史がある老舗というだけあって昼時にはご覧の様に行列ができる超人気店なんですよ。

オーダーシートは無さそうなので列に並んで注文の順番を待ちます。口頭注文で行列という苦手なパターン。唯一の救いはメニュー数が少ないということ。

こちらがメニュー。メインの大麵羹と数種の副菜のみなのであまり悩む必要はなさそうですね。

注文したらその場で清算して、トレイに料理を受け取って席に着きます。お昼どきなどはお客さんが多くてほぼ満席になっているので複数人で来たときは席を確保する人と、注文をする人に分かれた方がよいと思いますよ。

大鍋に入った大麵羹を手際よく盛りつけていきます。ご覧のように麺を最初からスープと一緒に煮込んでいるのが大麵羹の特徴ですね。

1人で来てる場合はなかなか大変ですが何とか開いてる席を見つけて座りましょう。

必食の大麵羹と燒肉

席に見つけてようやくひとひき、いただきます。

これが大麵羹です。一見すると煮込みうどんのような見た目ですが、麺が最初から煮込まれているだけあってコシがなく柔らかいのが特徴でスープはとろみがあって優しい味わいです。麺のお粥版のような感覚といった感じでしょうか(よく分からん(笑))。トッピングには刻んだニラの他、玉ねぎとエビを揚げたもの。香りがよくていいアクセントになっていますよ。

大麵羹(30元)

テーブルには辣椒醬(チリソース)があるので、こちらはお好みで。台中の飲食店ではこの辣椒醬を完備している場合が多く、皆さん炒麺をはじめいろんな料理によくかけて食べています。よく見かける市販のものはそれほど辛くないのですが、これはちょっと辛そうな見た目・・・

恐る恐るちょっとだけ入れてみましたが・・・ やっぱり辛い。自分は辛いのが苦手なので無しの方がいいですね。辛いのが好きな人はどうぞ。

英才大麵羹に来たら大麵羹の他にぜひ食べてもらいたいのがこれ。ほとんどのお客さんが大麵羹と一緒に注文しています。燒肉という名前ですが日本でいう焼肉とは違い、豚肉に衣を付けて揚げたものです。

この燒肉なんですが、大麵羹のお店では扱っている場合が多いんですよね。チャーシューを唐揚げにしたような感じで、これがジューシーで美味しいので個人的に大好きなのです。お肉ということもあってかメインの大麵羹より値段が高いんですよね(笑)。

燒肉(45元)

台中で大麵羹を食べようと思ったら先ずはここに来れば間違いないです。台北や台南ではちょっとお目にかかれない郷土料理をぜひ楽しんでみてください。

店舗情報

住所 台中市北區英才路215號
営業時間 9:30〜18:30
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