人気店の多い「南機場夜市」ですが「無名推車燒餅」もその1つ。小さな屋台ながらミシュランガイド台湾のビブグルマンに2019年から選ばれ続けているというからすごい。当然ながら訪れるお客さんも多く行列の絶えないお店として有名。実は以前、燒餅を買おうと行列に並んだことがあるのですが、もう少しで順番が来るというところで売切れ! そのときの無念を晴らすべく再チャレンジしてみました。
無名推車燒餅
手際よく焼かれる燒餅
南機場夜市の「無名推車燒餅」にやって来ました。「推車」というのは「カート」「手押し車」という意味でご覧のように推車を改造した屋台での営業スタイル。とはいっても小屋のような建物があり場所は固定されているようです。
いつも行列なのですがこの日はまだ時間が早かったので少ない方ではないでしょうか。というわけで列に並びます。
もともとあったメニューの上に新しいメニューができてますね。英語と日本語に対応しているようです。英語で「Clay Oven Rolls」っていうのか・・・ でも窯は鉄だと思うんですけどね。そこはあまり気にしなくていいのかな?
この小さな窯1つだけなのでこれだけのお客さんを捌くのはなかなかたいへんでしょうね。
それでも窯の上に生地を並べる人、生地を窯の中に入れる人がうまく連携して手際よく次々と燒餅を焼き上げていきます。
何か注意書きらしきものがありますが・・・
この黄色のラインの部分は人が通るので開けておいてね、ということらしいです。並ぶときには注意。
ようやく購入する順番がきました。無事買えてほっと一安心。
4種類の燒餅
4種類をそれぞれ1つずつ買ってみました。
ちなみに買い終えた頃には行列が増えてる。折り返して2重になってましたよ。早く来て良かった~。
まずは「長燒餅」から。たぶんこれが一番人気なんじゃないかな。
長燒餅(15元)
名前の通り長方形で中に刻んだネギが入っているシンプルな燒餅。焼き立てなのでサクサクで美味しい。食べたときにふんわりと漂うネギの風味がよいです。
表面に白ゴマを塗してあるのは「鹹酥餅」。
鹹酥餅(15元)
中には豚肉とネギが入り。肉包のようにガッツリ餡が入っているわけではなく控えめな感じなのでちょっとスナックっぽい燒餅ですね。ゴマの風味もよい。
細長い形をしたのは「甜酥餅」。
甜酥餅(15元)
中は空洞ですが少量の砂糖を入れて焼いているのでほんのり甘い味のする燒餅です。軽い食感でこれだけいくつも食べれそうな気がしますね。
最後はあんこ入りの「紅豆餅」。名前は同じですがもちろん回転焼のような「紅豆餅」ではなく燒餅バージョンの「紅豆餅」ですね。
紅豆餅(15元)
鹹酥餅と同じように中に薄くあんこが入っています。あんこのおかげで「甜酥餅」よりもさらにおやつ感のある燒餅です。
個人的には「鹹酥餅」が一番好きかも。どれもサイズは小さめなので1人でも4つぐらい軽く食べれると思いますよ。
店舗情報
住所 | 台北市中正區中華路二段315巷5弄 |
営業時間 | 17:00~20:30 |
休日 | 水 |