台中の地元密着型ローカル夜市「忠孝夜市」のおすすめグルメ

士林夜市、寧夏夜市、饒河街夜市などなど台北の夜市はいろいろ行ったことがあるけど台中の夜市ってどんなのがあるの？ という方は多いのでは。そもそも台中自体まだまだ訪れる人が少ないので夜市にしても未知の部分がありますね。

台中市中心部の夜市でよく知られているのは「逢甲夜市」「一中街夜市」「中華路夜市」「忠孝夜市」「東海夜市」といったあたり。なかでも逢甲夜市は士林夜市に匹敵するほどの規模を誇っています。これらはほとんどが台中駅の正面側にあるのですが、唯一後面側（裏側）にあるのが忠孝夜市。あまり観光客の訪れないエリアなので地元密着型のローカルな夜市の姿を見ることができます。ここではその忠孝夜市の雰囲気やおすすめのグルメを紹介したいと思います。

忠孝夜市の場所

忠孝夜市の基本情報

開催日	毎日
開催時間	16:00ごろ～0:00ごろまで（店舗によって異なる）
休日	春節前後（店舗によって異なる）
最寄り駅	台鉄台中駅から徒歩約15分

場所は台中駅の後面側（裏側）

忠孝夜市は台鉄台中駅の後面、いわゆる裏側エリアにある夜市です。台中の見どころといえばほとんど正面側に集中しているのでこの辺りはあまり観光客は訪れません。それだけにローカルな雰囲気を味わうには絶好のエリア。また忠孝夜市は駅から歩いて15分ほどと比較的近い場所にあるのでアクセスも便利です。

忠孝夜市の雰囲気

忠孝夜市はその名の通り忠孝路で行われているのですが、特に交通規制されているわけではなく日中と同じように車やバイクがガンガン走っています。夜市に行く場合はじゅうぶん注意しましょうね。

学生街の一中街夜市や逢甲夜市と比べると若者向けの流行の食べ物を売るお店はあまり見られず、どちらかというと伝統的な食べ物のお店が多いですねー。

焼トウモロコシ、地瓜球などのおやつ系から炒飯・炒麺といったご飯ものまで幅広い料理の屋台が並んでいます。

晩ごはんとしてしっかり食べたい人向けのお店が結構多いですね。

創業50年以上のフルーツジュースとトーストを売る老舗「美乃屋」。なんのことはないシンプルな食べ物屋さんなんですが忠孝夜市の名物屋台です。

メニューや張り紙がベタベタと貼られた異様な見た目の屋台。

店主の等身大のパネルが置いてあります。実はこの店主がなかなかクセのある人物で有名な屋台なのです。

熱炒系のお店もあります。ここならお酒も飲めますよ。

歩いている人はほぼ地元の人。日本人はまず見かけません。以前ある忠孝夜市のあるお店で買い物したら「どこから来たの？」「なんでウチを知ってるの？」と興味深そうに聞かれたんですよね。駅に近いとはいえ一中街夜市や逢甲夜市に比べたらやっぱりまだまだ外国人は少ないんだろうなー。

たこ焼きや寿司などちょっと新しい（といってもわりと前からありますが）系の屋台の姿も。

こちらも忠孝夜市では人気のお店「正老牌麵線糊臭豆腐」。麺線と臭豆腐がおすすめです。

のどが乾いたらドリンクスタンドの屋台で飲み物をどうそ。

喫茶茶舗、清玉など大手チェーン系のドリンクスタンドもありますよ。

忠孝夜市は路上にお店を出している屋台だけでなく実店舗のお店も要チェックです。

牛排（ステーキ）のお店がけっこうありますね。台湾のステーキって迫力があって美味しいのでぜひトライしてみてください。

火鍋（鍋料理）のお店もよく見かけます。人数が多いときはみんなで鍋を食べるのもいいですねー。

2店が同じ建物で営業しているちょっと変わったお店。豆花と刈包が同時に楽しめます。

他の夜市とはまたちょっと違ってローカルな雰囲気を味わうにはピッタリです。安全にじゅうぶん注意しながら楽しみましょう。

忠孝夜市のおすすめグルメ