台中市西区の忠明南路と五權西路の交差点から東側の一帯は土庫里と呼ばれ、今台中でちょっと注目のエリアなのです。忠明南路、五權西路といった大通り沿いには大きなビルが立ち並んでいますが、路地裏に入ると庶民的な古い住宅が多く見られるのが印象的。もともと閑静な住宅街だったこの土庫里エリアにここ数年カフェや雑貨店などの個性的なお店が見られるようになりました。つい最近台北にも支店をオープンした路地 氷の怪物や、コッペパン専門店の春丸餐包製作所、古民家を改装したカフェの5春といったお店があるのもこのエリアです。今回はこの土庫里エリアでかわいい器を扱うおしゃれな雑貨店、土庫拾趣を紹介します。
土庫拾趣
台中の注目スポット、土庫里の雑貨店
土庫拾趣は台中で今、注目されているエリアの1つである土庫里を歩いているときに見つけた雑貨店。鮮やかなウッド調の外観に台湾らしい淡いブルーの窓枠が目を引きます。
最初に見たときは、カフェかな? と思ったのですが、どうも食器をメインに扱っている雑貨店のようです。
かわいい器がたくさん、波佐見焼や有田焼も
バクやアルパカ、クジラ、タツノオトシゴ、ツバメ、ヒトデなどの動物のパターンがプリントされたお皿や湯飲み。実はこれらは長崎のnatural69(ナチュラルロック)という波佐見焼、有田焼などの器を扱うお店のオリジナルデザインです。
海の生物がモチーフとなっているのはcocomarine(ココマリン)というシリーズ。かわいいですね。
個人的にはツバメとバクがお気に入り。
有田焼のお皿もありました。台湾でも知られているんですかね?
こちらは朲人羨木という台湾人デザイナーによる作品。
この辺りはポツポツと面白そうなお店が増えていますが土庫拾趣もそういったお店の中の1つと言えますね。まだまだ今後の動きが気になる土庫里は要チェックなエリアですよ。