2023年4月7日に台湾でのマスク着用ルールを緩和するとの発表があり、感染状況が落ち着いていれば2023年4月17日に実施予定とのことでした。
そして本日、2023年4月17日に予定通りマスク着用ルールが緩和されましたので詳しく解説したいと思います。
なお、今後の状況次第で改めてルールが変更される可能性もあります。本記事は現時点での発表内容をもとに記載していますのでその点をご理解のうえ参考にしてください。
4月17日以降のマスク着用ルール
2023年4月7日に発表された、2023年4月17日以降のマスク着用ルールは以下の通り。
- 病院やクリニックなどの医療機関
- 薬局、検査センター、各種治療センターなど
- 高齢者福祉センターなど
- 高齢者介護サービスなど
- 栄誉国民之家(退役軍人の為の施設)
- 児童・少年の療育補助、経済支援などのケアサービス施設
- 身心障碍者の為の宿泊型福祉センター
- 救急車
※ただし、飲食時、写真撮影時、マスク着用が不適格な検査・治療時は除く。
- 発熱や呼吸器系に症状が見られる場合
- 高齢者、或いは免疫機能が低下している人が外出する場合
- 人が多く集まり適切な距離を保つことが困難、またじゅうぶんな換気が行えない場合
- 高齢者、或いは免疫機能が低下している人(特にワクチン未接種者)が近くにいる場合
- 公共交通機関(鉄道、MRT、ロープウェイ、バス、タクシー、飛行機、船舶など)及び特定輸送車両(救急車を除く)
※ただし、飲食時、写真撮影時、マスク着用が不適格な検査・治療時は除く。
- 上記以外の室内空間
「今後の感染状況が安定していれば」という条件付きでしたが、特に問題なく予定通り緩和が実施されたようです。
そして本日2023年4月17日に発表された内容が以下。これを見るとマスク着用について「必須」「推奨」「自己判断」の内容が予定と異なるのではないかと思うのですが詳しい説明がないのでよく分かりません。
画像は衛生福利部 Facebookページより引用
上図によると以下のように理解できます。公共交通機関は「自己判断」ということになり、予定発表時の「推奨」よりさらに緩和しているようですが、どうなのでしょう・・・
- 医療機関やケアサービス施設など
※おそらく予定発表時と同様の内容だと思います。 - 救急車
- 発熱や呼吸器系に症状が見られる人
- 高齢者、或いは免疫機能が低下している人
- 上記以外
ともかく観光客にとって最も影響の大きい公共交通機関でのマスク着用が必須ではなくなったことに違いはありません。
まとめ
まだ一部マスク着用が義務付けられているケースが残っていますが、観光客にとってはあまり影響がないので旅行中にマスク着用を迫られる状況は無いと思います。
すでに入国後の自主防疫も撤廃され、これでようやく以前と同様に観光ができる状態に戻ったと言ってよいでしょう。