2023年4月17日より予定通りマスク着用ルールの緩和が実施されました。
台湾では2023年3月20日を以て入国後の「自主防疫ルール」が撤廃されましたがマスク着用のルールは未だ残っているので旅行中は注意が必要。
しかしそのマスク着用についても徐々に緩和されつつあります。昨日(2023年4月7日)、2023年4月17日より現在のマスク着用ルールを改定するとの発表がありましたのでその内容について解説したいと思います。
なお、今後の状況次第で改めてルールが変更される可能性もあります。本記事は現時点での発表内容をもとに記載していますのでその点をご理解のうえ参考にしてください。
現在のマスク着用ルールについて
現在(2023年4月8日時点)の台湾でのマスク着用のルールは場所、状況に応じて以下のように定められています。
- 病院やクリニックなどの医療機関
- 薬局、検査センター、各種治療センターなど
- 高齢者福祉センターなど
- 高齢者介護サービスなど
- 栄誉国民之家(退役軍人の為の施設)
- 児童・少年の療育補助、経済支援などのケアサービス施設
- 身心障碍者の為の宿泊型福祉センター
- 公共交通機関(鉄道、MRT、ロープウェイ、バス、タクシー、飛行機、船舶など)及び特定輸送車両(救急車など)
※ただし、飲食時、写真撮影時、マスク着用が不適格な検査・治療時は除く。
- 発熱や呼吸器系に症状が見られる場合
- 高齢者、或いは免疫機能が低下している人が外出する場合
- 人が多く集まり適切な距離を保つことが困難、またじゅうぶんな換気が行えない場合
- 高齢者、或いは免疫機能が低下している人(特にワクチン未接種者)が近くにいる場合
※ただし、飲食時、写真撮影時、マスク着用が不適格な検査・治療時は除く。
- 上記以外の室内空間
4月17日以降のマスク着用ルール(予定)について
今後の感染状況が安定していれば2023年4月17日以降のマスク着用ルールは場所、状況に応じて以下のように改定される予定です。
※赤字が変更箇所
- 病院やクリニックなどの医療機関
- 薬局、検査センター、各種治療センターなど
- 高齢者福祉センターなど
- 高齢者介護サービスなど
- 栄誉国民之家(退役軍人の為の施設)
- 児童・少年の療育補助、経済支援などのケアサービス施設
- 身心障碍者の為の宿泊型福祉センター
- 救急車
※ただし、飲食時、写真撮影時、マスク着用が不適格な検査・治療時は除く。
- 発熱や呼吸器系に症状が見られる場合
- 高齢者、或いは免疫機能が低下している人が外出する場合
- 人が多く集まり適切な距離を保つことが困難、またじゅうぶんな換気が行えない場合
- 高齢者、或いは免疫機能が低下している人(特にワクチン未接種者)が近くにいる場合
- 公共交通機関(鉄道、MRT、ロープウェイ、バス、タクシー、飛行機、船舶など)及び特定輸送車両(救急車を除く)
※ただし、飲食時、写真撮影時、マスク着用が不適格な検査・治療時は除く。
- 上記以外の室内空間
画像は衛生福利部 Facebookページより引用
2023年4月17日から変更となる部分は公共交通機関(及び救急車を除く特定輸送車両)でのマスク着用が「必須」から「推奨」に緩和されることです。
特に観光客にとって影響が大きいのは鉄道、MRT、バス、タクシーなどの利用時にマスク着用が必須ではなくなったということでしょう。
予定通りにルールが緩和されれば、2023年4月17日以降は旅行者が台湾滞在中にマスク着用が必須という状況はほぼないと思います。
まとめ
台湾はすでに一部の例外を除いて屋外、屋内問わずマスクの着用は自己判断となっているのですが屋内では未だ着用している人が多いようです。
また4月17日以降も完全にマスク着用義務が解除されるわけではなく、思いがけずマスク着用を求められる状況に遭遇しないとも限らないので、念の為マスクを所持しておくことをおすすめします。