台湾のコインロッカーの使い方、タッチパネル式の新しいタイプの場合

台湾にもコインロッカーがあります。日本ほ数は多くありませんが、台鉄、MRTの駅、バスターミナルなどに行くとコインロッカーを見つけることできます。特に台北駅周辺ではコインロッカーの数が充実しており、旅行者にとっては助かる存在です。今回台北を訪れたときにコインロッカーを利用する機会があったのですが、これまで見たことがない新しいタイプのコインロッカーを見つけました。というわけで今回は台湾の新しいタイプのコインロッカーの使い方を説明したいと思います。

タッチパネルタイプのコインロッカー

現在台湾で最もよく見かけるコインロッカーは操作パネルに液晶の画面とキーボードが設置されたタイプ。

今回台北駅で利用したのは上記とは違うタッチパネルで操作するタイプのコインロッカーです。支払も現金に加え、台湾の電子決済サービス「歐付寶 O’Pay」が使用できるようです。

現在では台北駅構内に設置されているコインロッカーはほぼこのタッチパネル式のタイプに置き換わっているようです。

コインロッカーの利用方法

荷物を預ける

【手順1】
まず空いているロッカーに荷物を入れます。空いているロッカーは扉が開いているので見ればすぐに分かります。
※このときは13門(13番)のロッカーを使用しました。

【手順2】
荷物を入れて扉を閉めますが、まだこの時点で鍵はかかりません。

【手順3】
タッチパネルの操作を行います。画面に触れると表示が変わります。

【手順4】
寄物」をタップします。

【手順5】
空いているロッカーはグリーンで表示されています。荷物を入れたロッカーの番号を選択します。
※このときは「13」のロッカーをタップ。

【手順6】
メッセージが表示されるので「確認」をタップします。

【手順7】
支払方法を選択します。「投幣」をタップします。
※歐付寶は台湾の電子決済サービス

【手順8】
画面に提示された金額を投入します。お金は硬貨(1元硬貨は使用できません)と100元札が使用できます。
※このサイズのロッカーは3時間毎に50元のようです。

【手順9】
「パスワード印刷中」の表示。

パスワードが書かれた紙がプリントアウトされます。

【手順10】
荷物を入れたロッカーの扉を押さえて鍵がかかるのを待ちます。(ガチャガチャと音が鳴り続けて自動でロックされます。)鍵がかかったら(音が止みます。)ロックされていることを確認しましょう。

【手順11】
これで完了です。パスワードは荷物を取り出すときに必要なので失くさないように保管しておきましょう。

荷物を取り出す

タッチパネルで荷物を取り出す操作を行います。

【手順1】
画面に触れると表示が変わります。

【手順2】
取物」をタップます。

【手順3】
荷物を預けたロッカーの番号をタップします。
※このときは「13」タップ。

【手順4】
荷物を預けたときに発行された紙に記載されたパスワードを入力して「確認」をタップします。

【手順5】
追加費用が必要な場合は画面に金額が表示されるので支払方法を選択します。「投幣」をタップします。
※歐付寶は台湾の電子決済サービス

【手順6】
画面に提示された金額を投入します。お金は硬貨(1元硬貨は使用できません)と100元札が使用できます。

【手順7】
ロッカーの扉が開くので荷物を取り出します。

その他のコインロッカーの場所について

台北駅にはこの他にもコインロッカーがたくさんあります。場所を把握しておくといざと言う時に便利ですよ。また台中や台南など地方都市でも設置されているところがあるのでうまく活用しましょう。
コインロッカーの場所について詳しくは下記記事を参考にしてください。

コインロッカーの料金

料金体系はロッカーによって違うみたいです。どうも台北MRT(Taipei metoro 臺北捷運公司)と台鉄(台湾鉄路管理局)がコインロッカーを管理しているようでそれぞれに料金体系があります。今回紹介したコインロッカーは恐らく台鉄の管理するコインロッカーだと思います。

台北MRTのコインロッカー
下表は台北MRTのHPに掲載されている一覧表の一部。料金は1時間単位で、ボックスの大きさにより10元と20元となっていますね。
設置場所は他にも西門駅、臺北101/世貿駅、中正紀念堂駅などがあるようです。詳しくは下記を参照してください。

台鉄のコインロッカー
下表は台鉄のHPに掲載されている一覧表の一部。電子式というのが上記で説明したタイプのコインロッカー。鎖匙式というのは鍵が付いているタイプのコインロッカーですが数は少なくほとんど見かけたことはありません。料金は3時間単位で台北駅では20元、25元、30元、50元、70元と結構バリエーションがありますね。
設置場所は他にも桃園駅、台中駅、台南駅などわりと多くの駅に設定されているようです。詳しくは下記を参照してください。

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