2007年に開業した台湾新幹線(正式名称は臺灣高速鐵路)。今ではもう台湾になくてはならない主要な交通手段としてすっかり定着しています。台湾住民だけでなく私たち旅行者にとっても台北から台中、台南、高雄といった中部、南部方面へのアクセスが容易になり台湾旅行の幅を広げてくれています。台湾新幹線のチケット購入方法は駅の窓口以外にも自動券売機、オンライン、コンビニエンスストア、スマートフォンのアプリなど大変便利なのです。今回は台湾のコンビニエンスストエアの1つ、日本人にもお馴染み全家便利商店(ファミリーマート)で台湾新幹線のチケットを購入する方法を説明します。
台湾のファミリーマートで新幹線チケットを購入
こちらがファミリーマート。中国語では全家便利商店なので全家という文字がある以外は日本のファミリーマートそのままですね。台湾の4大コンビニエンスストアのうちの1つで、セブンイレブンに次ぐ規模を誇っています。(2016年7月時点)
セブンイレブンのibonと同じようにファミリーマートにもFamiPortと呼ばれる通信端末があります。このFamiPortを使ってさまざまなサービスを利用することができ、バス、電車(台鉄)、台湾新幹線(高速鉄道)のチケットも購入することができます。
FamiPortを使ったチケット購入手順
ではファミリーマートにのFamiPortを使って新幹線のチケットを購入する手順を説明します。ここでは台南〜彰化までの片道チケット購入を例として説明します。
「票券」をタップします。
「交通」をタップします。
「台灣高鐵」をタップします。
「購票」をタップします。
チェックボックスにチェックを入れて「同意」をタップします。
乗車駅を選択。このときは台南〜彰化なので台南を選択します。
続いて降車駅を選択。このときは彰化を選択します。
片道の場合は「單程票」、往復の場合は「去回票」を選択します。ここでは「單程票」を選択します。
「+」「-」ボタンで人数を入力して「確認」をタップします。。
※全票:大人、孩童:子供、敬老:65歳以上(台湾国籍保有者)、愛心:身障者、大學生優惠票:学生。
座席の希望を選択。靠窗優先:窓側希望、走道優先:通路側希望、無:希望無し。
ここでは靠窗優先を選択します。
乗車日を選択。ここでは7/31を選択します。
乗車時間を選択。
步驟一(ステップ1)で上午(午前)、下午(午後)、晩上(夜)から時間帯を1つ選択。ここでは中午を選択します。
步驟二(ステップ2)で時刻を選択。ここでは15:30を選択します。
上記の手順で選択した時刻以降に乗車可能な列車が表示されるので乗車希望列車の席タイプを選択。ここでは15:41発の標準車廂を選択します。
標準車廂:日本の新幹線の普通車にあたる。
商務車廂:日本の新幹線のグリーン車にあたる。
購入するチケットの内容が表示されるので間違いなければ「確認」をタップします。
「列印繳款單」をタップします。
「プリントアウト中、少々お待ちください」という旨の表示。
画面の下部分に明細がプリントアウトされます。
プリントアウトされた明細を取ってレジに持って行きます。レジでチケットの代金、及び手数料(10元)を支払います。
チケット購入完了です。
改札の通り方
台湾新幹線(高速鉄道)の駅で改札を通るときはチケットにプリントされているQRコードをセンサーにかざします。
下の写真のセンサーにQRコードをかざすと改札を通ることができます。降車駅で改札を出るときも同様にです。