台北に滞在中、宿泊地が西門周辺だったとき。朝ごはんを食べに出かけた際にちょっと周辺を散歩してみたのですがミシュランのビブグルマンに選ばれた「一甲子餐飲」にもの凄い行列が。一方、こちらも西門周辺では名の知れた人気店である「永富魚丸店」ですがお客さんはパラパラといった雰囲気。数年前「一甲子餐飲」を訪れたときは似たような感じだったのになあ・・・ と懐かしいような寂しいような気分になりながら「永富魚丸店」に入ってみました。
永富魚丸店
創業40年超の老舗
西門町の老舗「永富魚丸店」にやって来ました。お店の場所はMRT西門駅から歩いて5分ほどの內江街沿いです。
西門駅周辺のグルメとしては観光客にも昔からよく知られている人気店ですがもう40年以上も続いている老舗のようです。
店頭に看板商品の魚丸(魚のつみれ)が見られます。毎日手作りしているんだとか。
イートインの場合は入り口付近にオーダーシートがあるので1つ取って空いてる席に座りましょう。
老舗とはいえ改装しているので店内はかなり綺麗。数年前からすでに綺麗だった(多分その頃から改装済だったと思う)のですがさらに近代的な雰囲気になってますね。古さがなくなってちょっと寂しい、という気がする一方、入りやすくなったというメリットもあるかもしれませんね。
オーダーシートは食べたいものにチェックを入れてテーブル番号(桌號)を記入したら店員さんのところへ持っていきます。料金は食べ終わってからの支払いです。
QRコードでメニューが観れるようです。さすがに観光客にも人気のお店だけあってこういうツールは積極的に導入しているんですね。
魚丸の中には豚肉餡
朝ごはんということで軽めに「福州魚丸湯」「魯肉飯」「滷豆腐」をいただきました。
福州魚丸湯(55元)、魯肉飯・小(30元)、滷豆腐(15元)
さっそく「魚丸」から食べてみましょう。
貢丸湯でおなじみの貢丸に比べると食感の違いが顕著ですね。ぶりんとして歯応えのある貢丸に比べると魚丸はわりと柔らかい。そして中には豚肉餡が入っていてこれがウマい。つみれは淡白な味ですが豚肉餡はしっかり味付けされているのでバランスがよいです。
魯肉飯はそぼろ肉がちょっと少ないかな、という見た目だったので「うーん、これはどうなんだろう・・・」と思ったのですがこれが意外に美味しい。間違いなく自分好みの味でした。
小菜で注文した「滷豆腐」なのですが「油豆腐」と同じなのかな? それとも何か違いがあるんでしょうか? 食べた感じでは違いがよく分からないのですが、まあそれはともかくよく味が染みてて美味しくいただきましたよ。
台北旅行では西門周辺に滞在する人も多いかと思いますので朝食の候補にいかがでしょうか。
店舗情報
住所 | 台北市萬華區內江街43號 |
営業時間 | 8:30~21:30 |
休日 |