【圓山老崔蒸包】小籠包とも蒸し餃子とも違う「蒸包」とは?

台湾に初めて来たのはもうかなり昔なのですが、初期(自分的に)の頃行ったお店を改めて訪れるのもなかなか楽しい。かなりの時間が経っているのでもうなくなってしまったお店も多い中、今でも(老舗であっても)営業しているとなんだか嬉しくなりますね。というわけで今回は久しぶりに再訪したお店「圓山老崔蒸包」を紹介したいと思います。

圓山老崔蒸包

創業60年以上の老舗

MRT中山國小駅から歩いて5分弱ほどの場所にある「圓山老崔蒸包」にやって来ました。やけに店内が暗いので「ひょっとしてお休み?」と不安になったのですが・・・

お客さんがいるのでオープンはしているっぽい。どうやら內用(イートイン)はなくて外帶(テイクアウト)のみで営業しているみたいです。こちらのお店、創業は1963年ということで60年以上続く老舗なのです。

実はずいぶん前に一度来たことがあって、そのときはイートインだったんですよね。コロナ以降イートインを廃止するお店が増えているようなのですがここもそうなのかな? 仕方ないのでテイクアウトで購入することにしましょう。

昔は「酸辣湯」も販売していたのですが現在は「蒸包」のみですね。ちなみにメニューには「蒸包」とだけ書いてるのですが実は「豚」と「牛」の2種類があって何も言わないと「豚」の方で提供されます。

1人が生地を練って2人で餡を包む作業。手際よくセイロに並べて次々と蒸していきます。

というわけで今回は「豚」で購入しましたよ。久しぶりに食べるので楽しみ。

お店の前に公園があるのでここで食べることにします。

小さな饅頭のような生地

箸とタレが付いています。ちょっと箱が小さ過ぎませんかね? パンパンになってますよ(笑)。

蒸包(90元)

重なってて分かり難いのですが10個入りです。一つ一つの形が不揃いなのが特徴。食べて見なくても生地が厚そうだというのが分かりますね

茶色っぽくてトロっとしたタレが独特ですね~。醬油と辣椒醬なのかな?

暑くてムッチリとした生地の中に豚肉餡がゴロっと入っています。生地には老麵(饅頭をふくらませるもの)が使われているそうです。確かに生地の見た目は小さな饅頭といった感じですよね。肉汁が溢れるようなジューシーさはなく以外にあっさりした味です。1個が小さめなので1人で10個くらいは食べれると思いますよ。

そうそうこんな味だったなー、と昔来た時(当時はイートインですが)を思い出しながら食べました。次回は「牛」の方も食べてみたいと思います。

店舗情報

住所 台北市中山區中山北路二段137巷33號
営業時間 6:30~13:00
休日
MAP
おすすめの記事