【廣仔虱目魚丸】台南市孔廟近くで食べたサバヒーのつみれ入りスープ

台南のご当地グルメで有名な虱目魚(サバヒー)。有数の産地としても知られる台南ではサバヒー料理の専門店をたくさん見かけます。観光客に人気なのはほぐした身が入った鹹粥やサバヒーの半身をのせた魚肚粥といったところでしょうか。他にはサバヒーのすり身で作った魚丸(つみれ)もよく見かけます。今回はその魚丸のスープを食べに「廣仔虱目魚丸」に行ってみました。

廣仔虱目魚丸

のんびりした朝の台南の光景

この日朝ごはんを食べに来たのは台南市孔廟近くにある「廣仔虱目魚丸」。店名の通りサバヒー(虱目魚)のつみれが看板メニューのお店。

地元の人達が朝ごはんを食べているのんびりとした台南の朝の光景。

早朝からお客さんがけっこういたのでキッチンは忙しそう。

白いボール状のものが虱目魚丸(サバヒーのつみれ)ですね。

キッチンの左側にオーダーシートが置いてあります。白の「內用單」はイートイン用、ピンクの「外帶單」はテイクアウト用です。

同じ場所には箸や小皿、調味料などが置いてあります。イートインする場合は注文後にここから必要なものを持っていきましょう。

オーダーシートとペンを取ったら空いてる席へ。店頭の通路上にテーブルとイスが用意されていますよ。

食べたいものにチェック(数量)を入れ、テーブル番号(內用桌號)を記入したら店員さんに渡しましょう。

壁や看板にメニューが書かれている台湾ではよく見る光景。オーダーシートがあれば必要ないような気がするんだけど、宣伝のためなのか? それとも昔はオーダーシートがなくてその名残なのかな?

具だくさんの綜合湯

注文したのは「肉酥飯」「綜合湯」「煎魚皮」。料理が運ばれてきたタイミングで代金を支払いました。

肉酥飯(30元)、綜合湯(40元)、煎魚皮(60元)

サバヒーの皮を焼いた「煎魚皮」。

皮と言っても身も若干付いているのでやや厚みがあります。香ばしくて美味しい。ちなみに「煎魚肚」というサバヒーの身を焼いたものメニューもあります。むしろこちらの方が人気があるみたいですがけっこう量があるので2人でシェアするくらいがちょうどよさそう(1人でも食べきれないことはないと思いますが・・・)。

肉酥飯」は滷肉と肉鬆をご飯にのせたもの。滷肉だけなら「肉燥飯」ですね。

滷肉は脂身がわりと多いですが肉鬆があるので全体的にあまりベタっとしてない印象です。

スープ類にはサバヒーのつみれ入りの「魚丸湯」をはじめ「蝦丸湯」「魚肚湯」「魚皮湯」「魚腸湯」「豬腸湯」などなどかなりバリエーションが豊富。どれも食べてみたい、と思うなら「綜合湯」がおすすめ。

魚丸、蝦丸、魚皮、豬腸、油條、炸餛飩などかなり具だくさんです。ちなみに炸餛飩(揚げワンタン)が入ったスープというのは初めて見ました。

冬粉(春雨)も入ってますよ。

今回食べた料理の他にも「虱目魚水餃」「魚肚丸湯」「魚皮丸湯」「魚腸」など気になるメニューがたくさんあるのでまた再訪したいと思います。

店舗情報

住所 台南市中西區開山路58號
営業時間 6:00~14:30
休日
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