香港スタイルのレストランとして知られる燒臘店。店頭にこんがりとキツネ色にローストされたお肉を吊るしているお店、といえば分かる人も多いかと思います。台湾でも人気があってよく見かけます。燒臘店では鴨肉、鶏肉、豚肉はまず間違いなく扱っているのですがガチョウ肉(鵝肉)はあまりお目にかかりません。というわけで今回はガチョウ肉を食べることができる燒臘店「家鴻燒鵝」を紹介したいと思います。
家鴻燒鵝(興安店)
興安公園近くの人気燒臘店
台北でも燒臘店の中でも高い人気を誇る「家鴻燒鵝」。市内に2店舗あり今回は興安公園の向かいにあるお店(興安店)に行ってきました。台北MRT南京復興駅から歩いて10分弱といったところでしょうか。ちなみにもう1店はここより1㎞ほど北の龍江路沿いにあります。
ローストされたお肉が店頭のショーケースに吊るされています。燒臘店ならではの光景ですね~。
人気店なので昼時はかなりお客さんが多いらしいのですがこのときは午後2時半ごろという中途半端な時間だったせいかそれほど混んでいませんでした。
こちらがメニュー。ご飯にロースト肉をのせたお馴染みの料理の他、麺類、炒飯、お粥などかなりバリエーションは豊富です。一番人気はもちろんガチョウ肉で先頭の「烤鵝腿飯」「招牌烤鵝飯」がそうですね。お肉は単品でも注文可能でガチョウ肉(鵝肉)の場合は4/1、或いは小サイズから選べます。
注文を終えて「そういえばこういうお店では無料のスープがあったりするよなー」と店内を見渡すと・・・ ありました。「ん、なんだこれ? 海藻のスープかな?」
よく見るとスープではなくなんと仙草蜜(仙草湯?)でした。めずらしいですねー。でも個人的にはこっちの方がうれしいかも。
おすすめ、ガチョウ肉のせご飯
ガチョウ肉は人気ですぐ売り切れる、という話を聞いていたので「この時間帯だともうないかなー」と半ば諦めて店員さんにまだ注文できるか聞いてみる。店員さんが厨房に確認して「まだあるよ!」とのこと、ラッキー。
ガチョウ肉の肉のせご飯は2種類ありますが腿肉を使った「烤鵝腿飯」を注文。こちらの方が若干値段が高い。副菜にはキャベツや春雨が添えられています。
烤鵝腿飯(180元)
照り照りにいい色にローストされたガチョウ肉。鶏肉に比べると歯応えがあって噛むと旨味が溢れてきます。やや甘味のあるタレとあいまってこれがほんとにウマい。
そして量がほどほどなのが個人的にポイント高い。ボリュームを求める人にはちょっと物足りないかな? 他のメニューの味や量がどうなのか、また訪問してチェックしてみたいですね~。
店舗情報
住所 | 台北市中山區興安街53-4號 |
営業時間 | 11:00~20:30 |
休日 |