市街地としては台北最南端ともいえる文山区の木新路沿いに2021年2月にオープンした喫茶店「喫茶 枝音」。実はオーナーはかつて台北でも有数の人気を誇っていたカレーとコーヒーお店「寅樂屋(既に閉店)」の従業員として働いていた方。個人的にも面識がありいつか行ってみたいと思っていましたが、ようやく行くことができました。
喫茶 枝音
目の前の橋を渡れば新北市
この日訪れた喫茶店「喫茶 枝音」、まずお店のある場所がかなり特殊なのです。台北市文山區の景美溪にかかる寶橋という橋のたもとにお店があるのですが・・・
ご覧のように橋が完全に道路と合流する手前にお店があるんですよ。なのでお店の前の通路を通る人はだいたいこの周辺に住んでいる方。一般の人は用が無い限りまず通らないでしょう。
店名からして日本の喫茶店を意識していると思われるのですが特にこの入り口。敢えて正面ではなく横向きにしているあたりかなりこだわりがあるように思えますねー。
店内に入ると左側にテーブル席が2卓あり右側と奥にはカウンター席。
奥のカウンター横にも小さなテーブル席がありました。
店内のいたるところに日本があります。
お水はセルフサービス。ポットがなんだか懐かしい感じですね。
CDケースを利用したメニュー。面白いですね。
日本語のメニューもありますよ。
こちらはハーブティーのメニュー。なんだか見覚えのある名前があると思ったら台南の「手艸」でした。
まさに日本の喫茶店メニュー
注文したのは「拿波里義大利麵(ナポリタン)」と「冰淇淋蘇打(クリームソーダ)」。どちらも喫茶店の定番というべきメニューですがさすがに台湾では日本ほど見かけることはない。ちなみにナポリタンはレギュラーメニューではないので運がよければ注文可能。
「冰淇淋蘇打」は「海王星」「喫茶之恋」「木星」と3種類あるようです。「喫茶之恋」と「木星」はアルコール入りのようなので「海王星」をいただきました。
拿波里義大利麵(200元)、冰淇淋蘇打(海王星)(200元)
ナポリタンにしっかりパルメザンチーズとタバスコが付いてるあたりはさすがですね。
こちらはと「冰淇淋蘇打(クリームソーダ)」。やや深いブルーなのが特徴的。
このスプーン、実はストローにもなってるんですよ。
さて、ナポリタンにはパルメザンチーズをかけていただきます。
具にはウィンナーにピーマンと王道の組み合わせですねー。ピーマンは炒め過ぎず程よくシャキシャキ感が残っているのが個人的に好きです。あまりこってりという感じではなくあっさりした印象ですが、しっかりとナポリタンの味になっています。
食後のデザートにさらにプリンをいただきました。とっても濃厚で美味しい。こちらも人気メニューのようですね。
立山黑布丁(120元)
台北の中心部からはちょっと遠い場所にあるのですが、日本をよく知るオーナーが手掛ける面白い喫茶店ですよ。
店舗情報
住所 | 台北市文山區木新路三段403號 |
営業時間 | 月~金11:30~19:00、土11:30~22:00 |
休日 | 日 |
リンク | 喫茶 枝音 |