台湾人からも食の都として認知されている台湾南部の都市「台南」。牛肉湯、意麺、虱目魚、鱔魚意麵、土魠魚羹、米糕、碗粿などなど多くのご当地グルメが存在します。しかも牛肉湯、虱目魚、土魠魚羹などは朝早くから営業しているお店がけっこうあるので朝食から台南グルメを堪能している人も多いでしょう。しかしもちろん一般的な台湾の早餐店も数多くありますよ。というわけで今回は台南の人気豆漿店「春牛豆漿大王(台南店)」を紹介したいと思います
春牛豆漿大王(台南店)
実は台東発の朝ごはん屋さん
台南の成功路沿いにある豆漿店「春牛豆漿大王(台南店)」に行ってみました。すぐ近くには鴨母市場(鴨母寮公有零售市場)があります。
「台南店」とのことですが実は本店(と言うのかどうか分かりませんが)が台東にあります。台東のお店が2006年創業、今回訪れた台南店は2016年の創業。
ずいぶん離れた場所になぜ支店を・・・ と思ったのですが、何でもオーナーの女性が台東出身で台南に嫁いできた際に兄の経営する「春牛豆漿大王」の支店を台南にオープンしたんだとか。ちなみに店名の「春牛」は親族の営む茶園の名前から取ったんだそうです。
台湾らしく騎樓にも席あり。
店内席もあります。昨年(2023年)お店を改装したとのことで外装、店内ともにかなり綺麗で清潔感があります。
注文はこちらのオーダーシートで。
油條を豆漿に浸して食べる
注文したのは「豆漿」「燒餅油條」「肉包」。豆漿は熱(ホット)、冰(アイス)の他に「溫(ぬるい)」という選択肢があります。これは台湾ならではですね~。この日はちょっと気温が低かったので熱(ホット)でいただきました。
豆漿(25元)、燒餅油條(35元)、肉包(20元)
ほんのり甘い豆漿が美味しい。冷たい豆漿をゴクゴク飲むのも好きですがあったかい豆漿をスプーンで味わいながら飲むのもいいですね~。
台湾の朝ごはん屋さんではお馴染みの「燒餅油條」。燒餅に短く切った油條(中華風揚げパン)が2本挟んでありますが大き過ぎてほぼ挟めていないという豪快さ(笑)。言ってみればパンにパンを挟んだものなのですがこれが意外にウマい。
油條を1本取りだして豆漿に浸して食べます。台湾ではこうやって食べてる人をよく見かけるんですよ。
これほんとに美味しいのでぜひお試しを。
こちらは肉包、日本で言う肉まんですね。
生地が気持ちいいくらいフカフカ。そして豚肉の餡がゴロっと塊の状態で入っているのが特徴的。味も日本で食べるのと比べると、何というか独特の風味があって美味しいんですよねー。ペロリと1個食べてしまいました。ごちそうさまでした。
ご当地グルメが充実している台南では朝ご飯に牛肉湯や鹹粥(サバヒー粥)を食べる機会が多いのではないかと思いますがたまにはこういったオーソドックスなお店に行くのもよいのでは?
店舗情報
住所 | 台南市北區成功路176號 |
営業時間 | 5:30~11:30 |
休日 | 月 |