台湾での朝ごはんにはもっちりとした生地とジューシーな豚肉餡が美味しい湯包や肉包もおすすめ。山積みしたセイロからもくもくを白い湯気が立ち込めているお店を見つけたら要チェックです。台中で地元住民に人気のお店では「天津苟不理湯包」「高家肉包」「天津小狗子湯包豆漿店」などがありますが、三信公園近くの「曉明湯包」も美味しいと評判のお店です。
曉明湯包
午前中のみ営業のお店
この日の台中での朝ごはんは西屯區の「曉明湯包」。三信公園近くの漢口路沿いにお店があります。台中MRTの最寄り駅は文華高中駅ですが歩いて15分弱とちょっと距離がありますね。
閉店時間は午前10時半という完全に朝ごはん向けのお店なのですが午前3時半オープンと開店時間が異様に早い。早朝というよりまだ深夜といってもいいくらいですよね。そんな時間に来るお客さんがいるものなんでしょうか。
店内のイートインスペースには4人掛けのテーブルが4卓。
店頭にもテーブル、イスが設置されているのでここで食べてもOKです。しかし自店の前ではなく完全に隣りのお店の前なのですが開店前のまだお店が開いてない時間帯だけ利用させてもらっているのでしょう。
こちらがメニュー。看板メニューはもちろん「湯包」ですが「辣香腸」というのもかなり人気があるようです。
小籠包というより肉包?
というわけで「湯包」と「辣香腸」、それに「豆皮三絲」「豆漿」もいただきました。
湯包・3個(1個20元)、辣香腸・2個(1個20元)、豆皮三絲(25元)、冰豆漿(20元)
箸やスプーンはこちらから。調味料もあるので湯包のタレはここで作ります。そのまま食べても美味しいのでタレのありなしはお好みで。
醬油、醋、辣醬などが用意されています。
このときはシンプルに醬油と醋でタレを作りました。
「豆漿」は冷たいものをいただきました。ドリンクではなく玉米濃湯(コーンスープ)や酸辣湯を注文するお客さんも多いですね。
さてメインの「湯包」。1個の大きさがけっこうありますね。湯包というと小籠包をイメージするのですが、これはどちらかというと肉包なのでしょうか。肉包だとするとやや小さめかな。いまいち定義がよく分かりません。
ずっしりと重量感あり。
中の豚肉餡がジューシーでうまい。他のメニューも注文するなら1人で3個ぐらいがちょうどよいのではないでしょうか。
こちらは「辣香腸」。小さいので1人3~4個くらいでもいいかもです。「辣」と付いてるくらいなので辛いのかと身構えましたが意外にそれほどでもなく、辛いのが苦手な自分でも美味しくいただけました。
そしてもう1品「豆皮三絲」。後で知ったのですがこれもこのお店では必食のメニューらしいです。確かにあまり見たことがないですね。
豆皮、小黃瓜(キュウリ)、紅蘿蔔(ニンジン)の3種を千切りしたものを和えているので「豆皮三絲」という名前なのかな。キュウリの爽やかなシャキシャキにほどよい酸味があってなかなか美味しい。
かなり人気のお店のようですがこの日は7時頃とちょっと早めの時間に行ったのでそれほど混んでませんでした。やはり8時を過ぎたあたりから混み始めるのかな?
店舗情報
住所 | 台中市西屯區漢口路二段235號 |
営業時間 | 3:30~10:30 |
休日 |