美食の街台南には美味しい小吃店がいっぱい。牛肉湯、サバヒー、意麺、鍋焼意麺、鱔魚意麺といった名物料理はぜひ食べてみたいですね。あまり目立ちませんが忘れてはいけないのが「粽(ちまき)」です。台南には粽のお店もたくさんあるんですよ。台湾の粽は北部と南部で作り方が異なるのでその辺りの違いを楽しむのもいいですね。というわけで今回は台南の粽専門店「圓環頂肉粽菜粽」に行ってみたので紹介したいと思います。
圓環頂肉粽菜粽
東門圓環近くの粽の専門店
台南の「圓環頂肉粽菜粽」にやって来ました。「圓環」というのはロータリーという意味で、その名の通り「東門圓環」というロータリーの近くにお店があります。
お店は早朝の5時半から昼過ぎまでの営業。この日は朝ごはんを食べに来ました。
店頭には大量の粽が山積みにされています。
粽は月桃葉でくるまれたピーナッツ入りの粽「月桃葉菜粽」と竹葉でくるまれた肉入りの粽「竹葉肉粽」の2種類。その他「味噌湯」「素味噌湯」「虱目魚焿」といったスープがあります。
月桃葉菜粽と味噌湯
今回はピーナッツ入りの「月桃葉菜粽」を注文。それと「味噌湯」をいただきました。
月桃葉菜粽(35元)、味噌湯(15元)
タレは最初からかかっていますがテーブルにもあるのでお好みで。右の小さい容器に入ったタレは肉粽用みたいです。
菜粽に使われる月桃葉は台湾東部で採れたもの、糯米(もち米)は雲林県の西螺産、花生(ピーナッツ)も同じく雲林県の北港産のものが使われているそうです。菜粽には香菜の他に花生粉(ピーナッツ粉) がふってあるのが特徴ですね。
底に敷いてある醬油膏と絡めていただきましょう。食べるとほのかに月桃の葉の香りが感じられます。モッチリとした糯米(もち米)に花生(ピーナッツ)のホクホクした食感がいいアクセントになって美味しいですねー。
味噌湯は日本の味噌汁とほぼ同じ味です。ちゃんといりこで出しを取ってるんですね。
粽とスープで朝ごはんにはちょうどよい感じですね。今度は肉粽の方も食べてみたいと思います。
店舗情報
住所 | 台南市中西區府前路一段40號 |
営業時間 | 5:30~14:00 |
休日 | |
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