台湾の夜市に行くと日本ではあまりお目にかかれない面白い食べ物が売っています。すでに有名なのは巨大なフライドチキンの雞排、匂いが強烈と言われる臭豆腐、もち米のソーセージに香腸を挟んだ大腸包小腸など。また他にもサツマイモ団子を油で揚げた地瓜球や飴がけのフルーツを串に刺した糖葫蘆などなど盛りだくさんです。そんな中で今回紹介するのは「豬血糕」。ちょっと名前だけで敬遠されてしまいそうな食べ物ですがこれも台湾夜市の定番グルメです。というわけで台中の逢甲夜市にある豬血糕の屋台「豬大嫂豬血糕」に行ってみましたよ。
豬大嫂豬血糕
逢甲夜市で豬血糕を売る小さな屋台
「豬大嫂豬血糕」は逢甲夜市で豬血糕を売っている小さな屋台。逢甲大学の敷地の一番南端の文華路沿いにお店を出しています。逢甲夜市で超人気店の「逢甲地瓜球」のちょうど向かい辺りにお店あって、なぜか他のお店と向きが違うので地味に目立っています。「20年老店」って書いてあるのでわりと息の長いお店なんですね。売っているのは豬血糕のみで1本40元。
というわけでさっそく注文。辛いタレをつけるかどうか、香菜をトッピングするかどうかは事前に伝えましょう。香菜はトッピングしたかったのですがこのときなぜか無かったんですよね。まあいいや。
豚の血で固めたもち米にタレを塗って花生粉(ピーナッツ粉)をたっぷり塗します。
食べやすいように串を外に出してビニール袋にくるんでできあがり。
ピーナッツ粉や香菜が重要
こちらが豬血糕です。知らないとパッと見た感じではチョコレートにきな粉かなにかがかかってるように見えますね。
豬血糕(40元)
外見は真っ黒ですが食べると中はごらんの通りもち米の粒が見えます。食感はまさにお餅のようにモチモチとした歯ごたえ。豚の血で固めてるとは言っても臭みなどは全くありません。ついでに味のインパクトもそれほどありません(笑)。なのでピーナッツ粉の役割が重要なんですよね。嫌いでなければ香菜や辛いタレをつけるとさらによいと思いますよ。
店舗情報
住所 | 台中市西屯區文華路99之2號 |
営業時間 | 17:30~0:00 |
休日 | |
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