台湾で〇〇牛排という店名のお店を見かけたことがある人はわりといるのではないでしょうか。夜市なんかに行くとこの名前のお店が結構ありますよね。牛排とは・・そうステーキですよね。もしかして「台湾に来てわざわざステーキ食べることないよねー」とスルーしてるのでは? そう言う自分も最初の頃は同じような考えからスルーしてたのですが、ある時あまりにも美味しそうだったので食べてみたところ・・・ なんで今まで食べなかったんだろう! と後悔するほどこれが美味しいのです。そして驚くほど安いのです。というわけで今回は牛排のお店を紹介。台中の忠孝路夜市にある「大豪牛排」です。
※「大豪牛排」は閉店しました。
大豪牛排
忠孝路夜市のステーキ専門店
忠孝路夜市は台中6大夜市の1つで台中駅の南側のエリアで開催されます。台鉄の線路と平行に走る忠孝路上の台中路から國光路の間がおおむね夜市の範囲となっています。
大豪牛排は忠孝路夜市のほぼ中央あたりにあるステーキの専門店。牛排というのは牛ステーキという意味ですね。雞排ならチキンステーキ、猪排ならポークステーキ。ただ雞排はフライドチキンなんかにも使われてるような気がしますね。
ガイドブックなんかではあまり取り上げられませんが台湾にはこのような〇〇牛排といったステーキの専門店がたくさんあります。安くてボリュームがあるのが特徴で意外な台湾グルメなんですよ。
サラダ、スープなどがセルフサービス
黒と紫の内装・・・ なんでしょうねこのセンス(笑)。バーかなんかだった店を居ぬきしてそのままにしたのかな? 店内ははっきり言ってテキトーといった感じです(笑)。まあステーキが美味しければその辺はどうでもいいのです。
テーブルにオーダーシートがあるので記入します。
上の3つのメニューは、上から骨なしアメリカンミニステーキ、霜降り肉のポークステーキ、ニュージーランド厚切りサーロイン・・かな? 字からだいたいで想像しています(笑)
松阪豚というのは台湾でよく使われてますが松阪産の豚肉というわけではなく、豚の頬から下あごにかけての部位を表しているらしく1頭から500~600gほどしか取れない希少なお肉のようです。
真ん中の雙拼排餐はステーキが2枚。更に牛、鶏、豚を組み合わせることができます。牛+牛のように同じもの2枚でもOK。ただ量がハンパないので小食の人は食べきれないかもしれませんよ。
今回は沙朗牛排を選んでみました。サーロインステーキのことですね。右のチェック欄にある黑、磨、綜というのはソースのことで、それぞれ黒コショウ、キノコ、ミックスという意味です。一番右の加麵は麵増量ですね。台湾のステーキにはだいたい麵が付け合わせてあるんですよ。
記入したら店員さんに渡します。
さて、ステーキが焼きあがるまでサラダやスープを準備します。こういったステーキのお店ではだいたいセルフサービスでパン、サラダ、スープ、ドリンクなどがセットになっています。
パンは1人2個までのようですね。オーブンがあるので自分で焼きます。
焼き上がりと割ってみました。バター入りのパンなのでいい感じに溶けたバターが中からトロ〜っと。だいたいどこのステーキ店でもこんな感じのパンが置いてあるんですが、これが美味しいんですよね。どっかに売ってるんですかね? これだけ買って食べてみたい。
スープはコーンスープ。
ドリンクもセルフサービス。咖啡紅茶ってコーヒーと紅茶のミックスですね。茉香緑茶はジャスミン緑茶。スッキリしてるのでステーキのような油っこい料理に合いますよ。
ソース、ナイフ、フォークなどもこの辺りにあります。
準備ができたらあとはステーキを待つだけ。
ボリューム満点のサーロインステーキ
ジューーーっと美味しいそうな音を立ててサーロインステーキの出来上がり。胡椒の香りが食欲をそそります。そしてこのボリューム! 目玉焼きもついてテンション上がるビジュアルですね、美味しそう!
お肉がほんと柔らかい。夜市にあるお店といってバカにできない美味しさです。ピリッと胡椒のきいたソースもいいですね。
麺はですね、お肉の横に上品に添えてあるような感じではなく、お肉の下に山盛りになっています。加麵(麺増量)にするととんでもないことになりそうですね(笑)。
半熟の目玉焼きと一緒に。もう美味しいに決まってます。
サーロインステーキが150元なので約560円ほど。560円ですよ!? ステーキ2枚nメニューでも260元なので1000円いかないくらいですよね。1番高いメニューでも360元で約1350円ほど。美味しいステーキがこのボリュームでほんとお値打ちだと思いますよ。
店舗情報
住所 | 台中市南區忠孝路136號 |
営業時間 | 17:00〜0:00 |
休日 | |
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