台中にちょっと面白そうなお店が出来たので行ってみました。何でも員林(彰化県に属する員林市)で30年以上の歴史がある老舗軽食店で働いていた女性がその経験を活かして台中でオープンしたお店だとか。老舗店と同じく木瓜牛乳(パパイヤミルク)やハンバーガーなどの軽食メニューが売りのようですが一口に軽食といっても奥が深いようです。特にパパイヤなど長年の経験から美味しいもの見分ける術を習得したんだとか。なかなか期待できそうですね。
※「原三十」は閉店しました。
原三十
1978年創業の老舗が展開するお店
台湾中部の都市、彰化県に属する員林市。その員林市で1978年に誕生した創業30年以上の軽食店が台中の美村路にオープンしたお店がこの原三十。
原三十の話ではその員林のお店は木瓜牛乳(パパイヤミルク)やハンバーガー、トーストなどを専門に販売する軽食店で、このような形態のお店では台湾で初めて登場した存在と言えるようです。
その老舗の提供する自慢のメニューをリニューアルした形で台中の新しいお店で展開しようというわけです。
ちなみにお店のスタッフに教えてもらったのですが、そのお店は台鐡・員林駅付近にある佳加牛乳大王ということです。(今度行ってみよう・・・)
場所はSOGOや勤美 誠品緑園道などがある勤美草悟道エリア。週末には買い物や散策を楽しむ家族や若者が多く集まる場所とあって、お店はの雰囲気もお洒落なカフェのようですね。
素材にこだわったメニュー
原三十という店名は「原」は中国語で「PURE」という意味。つまり新鮮でPUREな素材にこだわったメニューを提供しているということですね。
牧場で殺菌した後、瓶につめて直送された添加物を加えていない純粋な牛乳や、台湾のパパイヤ網室といわれる農法で栽培された新鮮な木瓜(パパイヤ)など、看板メニューの1つである木瓜牛乳(パパイヤミルク)は特にこだわりが見られます。
メニューはハンバーガーやトーストにドリンクをセットにしたものが数種類用意されていますね。ハンバーガーもおすすめのようなので食べてみたいところ。ハンバーガー+乳品(A:1978漢堡飽+乳品)というのがありますが・・・
この「乳品」の中から選べるのかな?
店員さんに聞くとOKと。ということでハンバーガーと木瓜牛乳(パパイヤミルク)のセットしました。
乳品+漢堡 A:1978漢堡飽+乳品(165元)
原三十オリジナルのハンバーガー、1978漢堡飽。1978というのは員林のお店が創業した年だと思います。しかしこのハンバーガーは現代風にアレンジされているようですね。
これが予想以上に美味しくてビックリ! 早餐店(朝ごはん屋さん)でよく売られている台湾独特のハンバーガーってバンズがフニャッとした感じでチキンやポークを挟んだ簡単なもの(これはこれで美味しいのですよ)なのですが、原三十のオリジナルハンバーガーはバンズがサクッと軽く、新鮮な豚肉を使ったパテはジューシーだけどあっさりした美味しさ。しつこくなくペロリといただけてしまいます。
木瓜牛乳(パパイヤミルク)は牛乳パックの形をした陶器で提供と凝った演出です。
看板メニューというだけあり、濃厚なパパイヤの風味がよく新鮮な牛乳とマッチして大変美味しいですね。500mlとボリュームがあるのも嬉しいところ。
老舗のメニューを素材にこだわって現代風にアレンジしたという、ファストフード店とも違うし、早餐店とも違う独特のスタイル。台湾の新鮮な食材を使って昔ながらの手法によって再現された味が楽しめます。
店舗情報
住所 | 台中市西區美村路一段115號 |
営業時間 | 8:00〜20:00 |
休日 | 火 |
HP | 原三十 |