飲食店や商業施設の多い台北駅前に比べて台北駅裏はあまり華やかなイメージはありません。とくに北門寄りのエリアは企業の事務所、水晶を扱うお店、衣料品のお店(日本の商店街にありそうな)などがありどちらかというと地味なイメージです。しかしこの辺りに最近カフェが増えているような気がして個人的にちょっと注目しているんですよ。
JYA Coffee じゃ コーヒー
地味な華亭街にお洒落なカフェ
台北駅裏の北門寄りエリアに今年(2024年)の10月にオープンしたばかりの「JYA Coffee じゃ コーヒー」へ。場所は台北地下街のY19番出口から歩いて5分ほどの華亭街沿い。この辺りはあまりパッとしない地味な街並みなのですがなぜか最近カフェが増えているような気がします。先日紹介した「LOOP IN NEON 霓裡」もそうですね。
それにしてもこの店名ですよね。「じゃ コーヒー」ってなんや? と日本人なら首をかしげるはず。
店内はテーブル席が4席、カウンター席が3席ほどの小さなスペース。
店名がすでに日本人が親しみやすいのですが店内の雰囲気も同様ですね。
メニューです。「檸香咖啡」や「蜂蜜奶油冷萃」などのアレンジコーヒーが気になる。
コーヒー以外のメニューもあり。お茶は「七三茶堂」のものを使っているのかな?
サンドイッチやスイーツも。「大人味蛋沙拉布里歐堡」ってつまりタマゴサンドですね、美味しそう。あとスイーツ類のネーミングが面白い。
「じゃ」の意味するものは?
カフェラテとプリンをいただきました。
拿鐵咖啡・H(120元)、真的焦糖布丁(110元)
ほろ苦いエスプレッソにまろやかなミルクが合わさったカフェラテ(拿鐵咖啡)はホッとする味。
脚付きのグラスで提供されるプリン。上部には鹹奶蓋と呼ばれるクリームとリンゴがトッピングされています。
製作過程でプリン液を3回濾して気泡を取り除くという「真的焦糖布丁」はとても滑らかで濃厚な味でした。
帰り際に店名について聞いてみました。日本語の「じゃ」とは何か行動する前に発する言葉(日本人的は「じゃあ」の方がしっくりくるかも)。このお店に一時滞在して「じゃ○○に出かけよう」という風に次の行動の前のひと休みに場として利用してほしい、と男性のスタッフの方が日本語で説明してくれました。
店舗情報
住所 | 台北市大同區華亭街5號 |
営業時間 | 10:00~18:00、土日11:00~18:00 |
休日 | 火 |
リンク | JYA Coffee じゃ コーヒー |