台北駅の周辺は当然のごとくホテルや飲食店が多く一見して繁華街と分かる台北でも屈指の賑やかなエリア。また古い街並みなんかもまだ残っていていろいろと見どころのある場所なんです。ただ、どちらかというとチェーン店や小吃店が多くお洒落なカフェなどはあまり見かけません。このへんは忠孝復興をはじめとする他の繁華街とは若干違うところですね。そんな中でこの台北駅周辺エリアにちょっと気になるスタイリッシュなカフェが昨年(2017年)オープン。実際に行ってみましたので今回はその「鬧咖啡 NOW coffee」を紹介します。
鬧咖啡 NOW coffee
カメラ街に現れたちょっと気になるカフェ
台北の北門の南側にある博愛路、開封街一帯はカメラ関連のお店が集まる相機街(カメラ街)と呼ばれています。そのカメラ街に昨年(2017年)の夏にオープンしたカフェが鬧咖啡 NOW coffee。
正面部分の角が局面になっているのが印象的な建物でブラックに塗装されたシックな印象です。この建物も元々はライカの専門店だったそうです。
店名である「鬧」という文字が目を引きますね。「鬧」には騒がしい、やかましい、にぎやかである、といった意味があるようです。
1階の通りに面した側にはテイクアウト用のカウンターがあります。この部分だけを見るとお洒落なコーヒースタンドといった感じですねー。
こちらがテイクアウト用のメニュー。
イートインの入口が見当たらないので店員に聞くと、こちらのビルの脇の入口から入るそうです。知らないとここから入ろうと思わないですよね(笑)。
1階にもわずかに席がありますが2階の方が広くて快適です。といわけで2階へ上がりましょう。
こちらが2階席。じゅうぶんに席数があって充電用の電源も各席に確保されているのでとっても快適。
水、フォーク、ナイフなどはこちらからセルフで。
なぜか真っ黒のガチャガチャがありますが・・・
メニューは各席に備え付けてあります。台湾のカフェではなかなか珍しいスタイルですね。注文は1階を行うのですが、テーブルに番号があって注文するときにテーブル番号も一緒に伝えます。
メニューの内容はシングルオリジンのドリップコーヒー、衣索比亞(エチオピア)、曼特寧(マンダリン)などがありますね。他に咖啡拿鐵(カフェラテ)、卡布奇諾(カプチーノ)などのエスプレッソベース。フード類はベーグルのサンドイッチやワッフルなどなど。
苗栗龍眼蜜拿鐵と香焦花生蜂蜜貝果
注文したのはハニーラテとベーグルのサンドイッチ。
バナナ、ピーナッツクリーム、蜂蜜のベーグル。もっちりしたベーグルがなかなか美味しいです。
香焦花生蜂蜜貝果(120元)
台湾ならでは苗栗の龍眼の蜂蜜を使ったハニーラテです。まろやかなカフェラテに蜂蜜の甘味が加わってほっとする味わい。
苗栗龍眼蜜拿鐵・HOT(150元)
この辺りは台北駅前とは言ってもあまり観光客が足を運ばない穴場的な場所なので、近くに来たらちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
店舗情報
住所 | 台北市中正區延平南路58號 |
営業時間 | 11:30〜22:00、日11:30〜19:00 |
休日 | |
HP | 鬧咖啡 NOW coffee |