以前台北に行ったとき、面白そうなバイクカフェがあるのを知り訪問してみました。移動販売用に改造した自転車に白いパラソルの「Congrats Café」。移動販売とはいえ扱っているのはスペシャルティコーヒーで味は本格的。海外からの旅行者が来るこなどまず無いようでちょっと珍しかったのか、いろいろと話しをしてその時は別れました。その彼らが念願の実店舗を手に入れたということで久しぶりに訪れてみました。
※「Congrats Café」は下記に移転しました。
新住所:台北市大安區文昌街49號
Congrats Café
バイクカフェからスタート
Congrats Caféは昨年の夏からバイクカフェでスタート。MRT信義安和駅近くの信義路から1本南の文昌街上でコーヒーの販売を行っていました。そのときの様子がこちら。
それから約1年、ついに念願の実店舗をオープン。店名もそのままCongrats Café。オーナーが2014年にオーストラリアを旅行した際、民宿のオーナーが「Congratulation!」と迎えてくれたことに感銘を受けたことからこの店名が付けられたそうです。下の写真の側面が煉瓦模様の古いビルの2階が新しいお店です。因みにこのビル、上の写真でコーヒーを販売している背後の建物なのです。
店内へは専用の入口から
1階は別のお店になっているので2階へは建物脇の入口から入ります。
ここがCongrats Caféの入口。
2階へあがっていきます。
秘密基地のような店内
店内に入るとまるで秘密基地のような雰囲気。椅子やソファー、テーブル、照明などあらゆるもの全てにわたって新しいものが見当たりません。ほぼ全て中古なのではないでしょうか。また部屋のあちこちにアンティークが飾られています。これらはみなオーナー自ら集めたものだそうです。
この望遠鏡はかつて米軍が使用していたものらしいです。実際まだ使えます。
プロペラまで(笑)。凄いですね。
シブい蓄音機です。これもまだ使用可能だそうです。
「まだ使えるんだよ」と、実際に動かしてくれました。
テラス席があります。こちらは今のところ営業後など親しい友人などが訪れた際に開放しているそうですが特別に見せてもらいました。
目の前には信義路が見渡せます。ここでコーヒーを飲んだら気持ちよさそうですね。
豆は独自に焙煎
Congrats Caféで使用する豆は独自に焙煎したものを使用しています。店舗ではなく木柵(台北動物園の辺り)に焙煎所があり、ここで焙煎された豆をお店で提供しています。
こちらの豆をおすすめしてくれました。
オーナーの奥さん手作りのスイーツ4種。せっかくなので1ついただくことにしました。
玻利維亞 尼可拉斯小農(ボリビア ニコラス コルケ)
1杯はコールドブリューでいただきます。「何か問題があったら言ってください」と、とても物腰の柔らかいオーナー。香りの高いたいへん美味しいコーヒーでした。
ブルーベリーのロールケーキ
甘さが控えめで美味しいです。コーヒーによく合います。
もう1杯パナマをサービスしてくれました。こちらも美味しかったです。
バイクカフェを経て念願の実店舗での営業が始まったばかりとあって、生き生きとしたオーナーの様子が感じられました。また昨年会った時から変わらずコーヒーに対する熱意も伝わって来て、いいお店になるだろうな、と確信しました。近くに来たらぜひとも行ってほしいカフェです。
店舗情報
住所 | 台北市大安區文昌街47號2樓 |
営業時間 | 13:00〜0:00、日13:00〜18:00 |
休日 | |
FB | Congrats Café |