台湾といえばフルーツ! しかも台南ならなおさらフルーツ! 南国のバラエティ豊富な美味しいフルーツ食べずに帰るわけにはいきませんよね。台南はホントにフルーツ天国といえるほど街のあちこちに水果店(果物屋さん)があって、その場で好きなものを切り分けてカットフルーツにしてくれたり、搾りたてのフレッシュジュースをいただくことができます。しかし今回はそういった老舗の水果店とは一線を画した、カフェのようなお店でフルーツを楽しむことができる新美街の鳳冰果舖を紹介します。
目次
鳳冰果舖
最近勢いのある街、新美街
お店の場所は中西区の新美街。その中でも特に最近新しいお店がいくつもオープンしている民族路と成功路の間に店舗を構えています。この辺りお店はみんなで協力して米街遊市集というイベントを不定期を行っていてとても盛り上がっているんですよ。鳳冰果舖もその一員として活動を行っています。
ニューオープンの多くのお店がそうであるように鳳冰果舖も古いビルをリノベーションしたお洒落なルックスで、台南を訪れる観光客に人気のお店となっています。
フルーツパーラーという表現がしっくりくる
鳳冰果舖は台湾の豊富なフルーツを使ったカットフルーツをはじめ、ミックスジュースやフレッシュジュースなどのメニューを展開する専門店。
台南では同じようにカットフルーツやジュースを売っている果物屋さんはたくさんありますが、鳳冰果舖は果物屋さんというわけではありません。あくまでフルーツ専門のカフェのようなお店なので、フルーツパーラーという表現がしっくりくるような気がしますね。
店内はすっきりとシンプルで、台湾らしくブルーやグリーンのカラーが使われていて可愛いカフェのような印象です。
奥にもテーブル席があります。こちらはグループのお客さんにちょうどいいですね。
ビールの販売も行ってます。オリジナルの荔枝啤酒(ライチビール)や鳳梨啤酒(パイナップルビール)で有名な北台灣麥酒のビールもあります。
とりあえずジュースは外せないということで當季鮮果拿鐵(旬のフルーツのミックスジュース)を注文。あとカットフルーツもどうしても食べたかったのですが繽紛水果盤(フルーツ盛り合わせ)というメニュー1種類しかありません。量が気になったので聞いてみると1人には多すぎると。どうしよう・・・ と考えていると、80元で1人分にできるというのでお願いしました。
1人分でもボリューム満点、豪華なカットフルーツ
これがカットフルーツ1人分。すごいボリュームに一瞬、え? と目が点になりました。いやいや2人くらいで充分な量ですよね(笑)。そのまま注文するとどのくらいの量になるんでしょう。
フルーツの内容はオレンジ、キウイ、りんご、パイナップル、メロン、スイカ、プチトマト、梨とバラエティに富んでいますね。これで80元(多分300円程)ってすごい、さすが台南。横にある粉は梅子粉(詳しくはこちらを参照:台南・街の果物屋さんでカットフルーツを食べよう – 義成水果店)でりんごやプチトマトにつけて食べると美味しかったですよ。
繽紛水果盤(フルーツ盛り合わせ)(1人分80元:本来は120元)
季節の旬のフルーツを使ったミックスジュース。りんご、パイナップル、牛乳が入っています。どちらかというとりんごの味が強く見た目より意外にあっさりして美味しかったですよ。
當季鮮果拿鐵(旬のフルーツのミックスジュース)(80元)
いやー、フルーツでお腹パンパンになってしまいました。600円ほどでこれだけ美味しいフルーツを満喫できるというのはやっぱり南国台南ならではの楽しみですね。日本だといくらぐらいになるんだろう・・・
老舗の果物屋さんで食べるのもいいですが、古ビルをリノベーションした、今の台南の雰囲気を楽しみながら食べるフルーツもいいですよ。
(追記)夏に再訪して芒果冰を食べました
夏に「鳳冰果舖」を再訪。目的はもちろんマンゴーです。フルーツにこだわりを持つお店とあっては期待しないわけにはいきませんねー。マンゴーのメニューは「芒果冰」と「芒果雪霜」の2種類。「芒果雪霜」っていうのはマンゴースムージーのようです。
というわけで「芒果冰」をいただきました~。木の器に盛りつけられたマンゴーかき氷。お洒落ですねー、さすが「鳳冰果舖」です。
芒果冰(150NTD)
切りたてのマンゴーは新鮮そのもの。とっても瑞々しくてジューシーです。やや味にばらつきはありましたが平均して甘さは申し分ありません。
冰はシンプルなガリガリタイプを黒糖シロップで。練乳がかなりたっぷりとかかっているので最後まで美味しくいただけました。
店舗情報
住所 | 台南市中西區新美街183號 |
営業時間 | 11:30~18:30 |
休日 | 月~金 |
FB | 鳳冰果舖 |