台北の都会のど真ん中にありながら安くて美味しい小籠包が食べられるお店を紹介します。台湾で小籠包といえばやっぱりあのお店の名前があがるのでしょうが、目立たない小さなお店でも美味しいところはあるのです。台北の大安区、特に信義路沿いは市内でも比較的整備の行き届いたエリアですよね。東門駅方面から大安駅を過ぎた先に大きな郵便局があるのですが、その手前にひときわ古く大きなビルがあります。ビルの1階部分には小さな小吃店が集まり、その一角だけは一昔前のような雰囲気が漂っています。今回紹介するのはその中のお店の1つ、圓圓小籠湯包です。
圓圓小籠湯包
巨大な集合住宅ビルの信維市場
信義路と大安路の交差点に建つ巨大な集合住宅のビル。築45年以上の建物ということで、はたから見てもボロボロでものすごく古いということがわかります。まるでかつての九龍城、とまではいきませんがそんな雰囲気をもった建物です。
この建物の地下には生鮮食品や日用品を売る信維市場があります(2月いっぱいで撤去するというようなニュースを見たので、現在どのようになっているのかちょっと分からないです)。1階の大安路沿いには小吃店が集まっていてB級グルメが好きな人にはもってこの場所です。
圓圓小籠湯包もその中の1つで、安くて美味しい小籠包が食べられるお店として地元の人にも人気のお店なのです。
建物の中は厨房になっているので席はありません。店頭にテーブルが用意してあります。
小籠包を蒸す湯気がもうもうと上がっています。待ちきれないですね~、はやる気持ちを抑えて注文しましょう。
オーダーシートがあるので記入します。食べたいものにチェック、テーブルの番号を書いてここに置いておけばOKです。
オーダーシートに記入した番号のテーブルに座って待ちましょう。大安のど真ん中という場所柄、スーツを着たお客さんが多いですね。仕事帰りでしょうか、いい雰囲気ですよね。
80元ながら肉汁たっぷりの小籠包
やっと来ました~。招牌湯包、8個で80元です。安い!! 80元ていったら約300円ですよ。あの日本にもある超有名な小籠包のお店だと確か5個で100元ぐらい、日本だと6個で900円だったかな。それに比べるとムチャな安さですよね。しかも都会のど真ん中でですよ。
招牌湯包(80元)
テーブルに醤油など置いてあるのでタレを作ります。
見えるでしょうか、80元という安さなのに肉汁がたっぷり。文句なしに美味しいです!
皮も薄くて餡もずっしりと入っていてジューシー、いくらでも食べれそうです。できればまずタレ無しでそのまま食べてみてください。タレが無くても充分美味しいんですよ。どうしても物足りなければちょっとタレを付けて食べるとよいと思います。
店舗情報
住所 | 台北市大安區信義路四段60-76號 |
営業時間 | 11:30~13:30、17:30~19:30 |
休日 | 金 |
HP |