台湾の街を歩くと田舎や都会に関わらずそこここに屋台をよくみかけます。売っているものも朝ごはん用のサンドイッチや饅頭だったり紅茶やフレッシュジュースなどの飲料だったりさまざまで、日本人からすると「え、こんな簡単なものが?」というような屋台でも結構売れていたりします。中には結構手の込んだ料理を扱っている屋台もあり店舗を持っているお店に引けを取らないほど美味しかったりするので面白いものです。というわけで今回は台中の路上で本格的な小籠包を販売する屋台、立早湯包を紹介します。
立早湯包
路上の簡素な小籠包屋台
立早湯包は台中市北屯区の路上で営業する小さな小籠包専門の屋台。元々は潭子区という台中市の中心部からはやや離れた場所で営業していたのですが、昨年の夏ごろに現在の北屯区の場所に移動してきたようです。台中駅周辺など中心部に滞在している場合でもここならまだまだ行きやすいですね。
非常に簡素な屋台でメニューもシンプル、小籠包のみ7個で59元。安いですね。
お店が「現桿、現包、現蒸」と謳っているようにその場で生地を作って餡を包んで蒸しているという完全手作りで、屋台とはいえ出来立ての美味しい小籠包が食べられます。
薄皮でスープたっぷりの小籠包
もうもうと湯気の立ち込めるセイロから次々と小籠包が蒸しあがっていきます。うーん、早く食べたい。
注文は口頭、イートインかテイクアウトかもそのとき伝えます。ほとんどのお客さんがテイクアウトしていきますが、テーブルが1つだけ設置してあるのでここで食べることもできますよ。
というわけで出来立ての小籠包をいただきます。
湯包(7個)(59元)
薄皮の中に餡もスープもたっぷり入った美味しい小籠包です。小さな屋台ながら人気があるのも頷けます。店頭に「建議不沽醬油」とあるように何もつけずにそのまま食べるのがおすすめです。味がしっかりしているのでそのままで十分美味しいです。
販売の単位は籠毎で1籠が7個入り。値段も59元と安いのも嬉しいですね。このボリュームであれば1人で2籠くらいいけると思いますよ。
ちょっと小腹がすいたときにおやつ感覚で気軽に食べられる、でも十分に美味しい本格的な小籠包です。
店舗情報
住所 | 台中市北屯區北平路四段23號 |
営業時間 | 14:30〜20:00 |
休日 | 日 |
FB | 立早湯包 |